遠見岬神社
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遠見岬神社 | |
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所在地 | 千葉県勝浦市浜勝浦11 |
位置 | 北緯35度8分48秒 東経140度18分56秒 |
主祭神 | 天富命 |
社格等 | 式外社・郷社 |
例祭 | 9月13日 |
遠見岬神社(とみさきじんじゃ)は、千葉県勝浦市にある神社。房総半島を開拓した天富命を祀っている。
祭神の天冨命は、かつて富大明神と呼ばれていたが、現在では明神様と呼ばれている。
[編集] 歴史
房総半島を開拓していた天富命が安房開拓の後、勝浦で没し、天富命と共に開拓をしていた阿波忌部氏の阿波勝占麻植忌部(勝占忌部)が八幡岬突端富貴島に社殿を建立し、祀ったとされている。
1601年(慶長6年)に当時の社殿が津波で流された。このとき流された御魂は高磯(勝浦市民会館の近く)に流れ着いたとされ、御魂を発見した住民が「大明神、大明神」と連呼しながら、地元豪族の家まで御魂を抱えて走ったとされている。
富貴島は津波やその後の地震で沈んでいるが、一部が平島として現在も残っている。
[編集] 年中行事
- 例祭:9月13日
- その他:かつうらビッグひな祭り(2月下旬~3月上旬)
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