郷ちぐさ

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郷ちぐさ（ごう・ちぐさ、9月15日生まれ - ）は、高知県幡多郡清水町（現・土佐清水市）生まれの元宝塚歌劇団雪組男役トップスターでタレント。

愛称はチャッチー。身長（宝塚時代の公称）163cm、出身校清水中学校。

1972年に結婚のため退団・完全引退して久しかったが21世紀と同時に突如芸能活動に進出した異色の宝塚OGである

[編集] 略歴

1963年、宝塚歌劇団に入団、「花詩集」で初舞台。同期に榛名由梨、大滝子らがいる。
当初は花組にいたが1970年雪組へ組替えとなる。
1971年真帆志ぶきの専科移動に伴い雪組男役トップスターに就任。

トップスターが固定制になって以降初の四国地方出身トップでもある。男臭さを表現できたスターだった。

しかし翌年1972年「落葉のしらべ/ノバ・ボサ・ノバ（義賊ソール役）」を最後に退団。

かねてから結婚前提で交際していた男性がおり、「これ以上愛する人を待たせて置くわけにはいかなかった」と退団を決意したとのこと。トップ就任期間が余りに短かった上に完全引退したこと、また郷の後任汀夏子が郷にも勝る絶大な人気・好評を博したことから郷の存在は長い間知る人ぞ知る…的なそれとなってしまった。

[編集] 退団後の活動

退団後は永年家庭に専念、一般人として沈黙を通したが、2001年、宝塚OGイベント「花の狸御殿」（於新宿コマ劇場）より芸能活動開始。現在は京都府与謝郡与謝野町に事務所を構え、京都メイン、まれに首都圏…で、無理のないペースで芸能活動をこなしている。
タレント活動以外に着物のイベント・ショーもプロデュースの実績多数。