金子賢
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金子 賢(かねこ けん、1976年10月19日 - )は、東京都新宿区出身の俳優、タレント、元総合格闘家。オフィスジュニア所属。東京都立大学附属高等学校卒業。
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[編集] 人物
[編集] 俳優活動
北野武監督の映画「キッズ・リターン」で主役デビュー。ボクサーの卵シンジ(安藤政信)の同級生マサルを演じた。安藤とともに自転車の曲乗りをするエンドロールは多くの人の心に残った。
正統派の若手俳優として注目を集めたが、近年は金髪に染めた口ひげ、坊主頭、マニキュアなど特異なファッションで知られている。
金子の父と西城秀樹は友人同士であり共にゴルフに行った際に、それが金子のデビューのきっかけになったという。
[編集] 格闘技
2004年、「ようやく全身全霊をかけて打ち込める物が見つかった」と格闘家に転向。所属事務所の強い慰留に応じ、芸能界引退は留まったものの、芸能活動を休止して総合格闘技の試合に出場。練習は高田道場で行い、ブラジリアン柔術は渡辺孝真(Axis柔術アカデミー(旧名グレイシージャパンアカデミー)代表)の指導を数ヶ月受けていた。
2005年12月31日、『PRIDE男祭り~頂~』にてデビュー。対戦相手は米KOTCを主戦場にする荒くれファイター、チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネット。
- 2005年12月31日 - PRIDE男祭り~頂~ 第0試合
- ●金子賢 vs チャ-ルズ・"クレイジー・ホース"・ベネット
- 1R (4分14秒 腕ひしぎ十字固め)
- 2006年10月9日 - HERO'S スーパーファイト
- ●金子賢 vs 所英男
- 1R (1分50秒 腕ひしぎ十字固め)
- 2006年12月31日 - K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!
- ●金子賢 vs アンディ・オロゴン
- 3R (判定 0 - 3)
デビューからの2試合では柔術仕込みの技術(オモプラッタ、三角絞め)などを若干披露するも体力が続かず、腕ひしぎ十字固めで敗北。アンディ・オロゴン戦は序盤から中盤にかけてテイクダウンに成功したものの、終盤は、相手のロー・キックに立っているのがやっとなほど一方的に攻められ、0 - 3の判定負け。
※アンディ戦に関して「特に金子の試合、あれは金子の勝ちです。なぜならばテイクダウンと試合の攻勢で見れば明らかに3-0は無いでしょう」(前田日明)RINGS.CO.JPブログ上コメントより抜粋。[1]
- アマチュアでの試合経験も無い金子を、PRIDEやHERO'Sが出場させた事で、格闘イベントのレベルの低さを露呈したと指摘する声が相次いだ。また、前田日明SVが、「アマチュアから出て来い。」と非難するなど、出場そのものに対する是非が問われている。
所属事務所の「格闘技挑戦は2年間限定」という約束もあり、迷った末、2007年2月に俳優業を再開、約2年の総合格闘技界での闘いにピリオドを打ち、物議も醸したが、芸能界復帰となった。
[編集] 出演番組
[編集] ドラマ
- いちご白書(1993年1月~3月、テレビ朝日)
- ツインズ教師(1993年4月~6月、テレビ朝日)
- 嫁の出る幕(1994年7月~9月、テレビ朝日)
- 八神くんの家庭の事情(1994年10月~12月、テレビ朝日)
- 3年B組金八先生(第4シリーズ、1995年10月~1996年3月、TBS)
- 金田一少年の事件簿(1996年7月~9月、日本テレビ)
- メロディ(1997年1月~3月、TBS)
- いちばん大切なひと(1997年4月~6月、TBS)
- 失楽園(1997年7月~9月、日本テレビ)
- Days(1998年1月~3月、フジテレビ)
- 庭師サッちゃん(1998年2月~3月、NHK、ドラマ新銀河)
- 駿馬の丘(1998年6月、NHK、単発)
- ハッピーマニア(1998年7月~9月、フジテレビ)
- 走れ公務員!(1998年10月~12月、フジテレビ)
- ごくせん テツ役
- こちら本池上署
- 壬生義士伝
- 太陽にほえろ!2001
- 私を旅館に連れてって
- 将太の寿司
- 氷の世界
- 恋の神様
- ストレートニュース
- カバチタレ!
- つぐみへ…~小さな命を忘れない~
- ナースのお仕事3
- 傷だらけのラブソング
- セレンディップの奇跡
- ハケンの品格第10話
他多数
[編集] バラエティ
※番組開始当初から6年間レギュラーだったが、格闘トレーニング専念のため降板
[編集] 映画
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