鉄鼠の檻
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鉄鼠の檻(てっそのおり)は、日本の小説家・推理作家である京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説。京極堂シリーズ第四弾である。
目次 |
[編集] 出版経緯
- 1995年(平成8年) 講談社ノベルス『鉄鼠の檻』刊行。
- 2001年(平成13年) 『文庫版 鉄鼠の檻』が講談社文庫より刊行。
- 2005年(平成17年) 『分冊文庫版 鉄鼠の檻』が講談社文庫より刊行。
- 書籍情報
- 鉄鼠の檻 1996年 ISBN 4-06-181883-X
- 文庫版 鉄鼠の檻』 2001年 ISBN 4-06-273247-5
- 分冊文庫版 鉄鼠の檻 1 2005年 ISBN 4-06-275206-9
- 分冊文庫版 鉄鼠の檻 2 2005年 ISBN 4-06-275207-7
- 分冊文庫版 鉄鼠の檻 3 2005年 ISBN 4-06-275208-5
- 分冊文庫版 鉄鼠の檻 4 2005年 ISBN 4-06-275209-3
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
- とある商談の為、箱根山中の旅館「仙石楼」に滞在していた骨董商、今川雅澄は、姑獲鳥の夏の一件以来、同旅館に居候していた、久遠寺嘉親と出会う。時を同じくして、科学雑誌「稀譚月報」の取材のため、中善寺敦子と、カメラマンとして同行した、鳥口守彦も仙石楼へとやってくる。そんな時、謎の僧侶の死体が、仙石楼の中庭に忽然と姿を現す。その死体は、敦子らが取材をするべく訪れるはずの寺院「明慧寺」の僧侶であり、また今川の商談の相手でもある人物であった。
[編集] 登場人物
主な登場人物は京極堂シリーズを参照。
[編集] 箱根山連続僧侶殺人事件関係者
- 今川 雅澄(いまがわまさすみ)
- 山内 銃児(やまうちじゅうじ)
- 久遠寺 嘉親(くおんじよしちか)
- 詳しくは姑獲鳥の夏参照。
[編集] 仙石楼
- 稲葉 治平(いなばじへい)
- トキ
- 仙石楼の仲居。
[編集] 稀憚社
- 飯窪 季世恵(いいくぼきよえ)
[編集] 明慧寺
- 円 覚丹(まどかかくたん)
- 小坂 了稔(こさかりょうねん)
- 大西 泰全(おおにしたいぜん)
- 中島 祐賢(なかじまゆうけん)
- 和田 慈行(わだじあん)
- 桑田 常信(くわだじょうしん)
- 松宮 仁如(まつみやじんにょ)
- 杉山 哲童(すぎやまてつどう)
- 菅野 博行(すがのはくぎょう)
- 詳しくは姑獲鳥の夏参照。
- 加賀 英生(かがえいしょう)
- 牧村 拓雄(まきむらたくゆう)
[編集] 警察
- 山下 徳一郎(やましたとくいちろう)
- 警部補。
- 菅原(すがわら)
- 次田(つぎた)
- 阿部(あべ)
- 巡査。
[編集] その他
- 松宮 仁一郎(まつみやじんいちろう)
- 松宮 鈴子(まつみやすずこ)