阿部岩夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
阿部岩夫(あべ いわお、1934年1月20日- )は日本の詩人。山形県鶴岡市生まれ。法政大学文学部卒業。
若いころは政治運動に身を投じた。
獄舎につながれた肉体的・精神的苦痛から幻影をみる詩集「眼の伝説」・「不覇者」、故郷庄内地方の即身仏信仰をテーマとした「月の山」、難病に陥った中で病者の意識を追う迫力に満ちた作品「ベーゲェット氏」では高見順賞を受賞した。
[編集] 詩集
・『朝の伝説』 1975年
・『少年の鳥』 1976年
・『眼の伝説』 1979年
・『不羈者』 1981年
・『月の山』 1983年
・『青雨。我老林』 1985年
・『十月十日、少女が』 1986年
・『阿部岩夫詩集』 1987年
・『草草行』 1987年
・『ベーゲェット氏』 1988年 高見順賞