雑踏警備
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雑踏警備(ざつとうけいび)とは、民間警備会社による警備業務の一種である。雑踏警備は別名催事警備(さいじけいび)とも言い、警備業法第二条の第二号に規定されている業務であるため、二号警備または二号業務とも言われる。
雑踏警備業務とは、主に展覧会や祭り、屋外イベント等が開催されているその場所やその近隣での人員整理を行う。
大規模な祭り等では警察官等と協力する事もある。ただ単に立っているだけではなく、その地域・地区に人が密集する為、歩行者の歩行路の確保やスリや置き引き等の諸犯罪の警戒、過密状態の回避や緩和、不審物の発見等を行う。
また、大規模な祭り等では一定の狭い地域に万単位で人が密集する為、帰路の確保やその案内も行う。
[編集] 雑踏警備業務の失敗事例
有名な事件で2001年(平成13年)7月21日に発生した、明石市民夏祭りに於ける群集雪崩事故がある。