青龍寺 (青森市)
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青龍寺(せいりゅうじ)は、青森県青森市にある高野山の青森別院。
青銅坐像では日本一の大日如来像(昭和大仏、21.35m)や大室勝四郎が手掛けた、青森ひば造りの五重塔(高さ39m、日本第4位)などがある。
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[編集] 札所
- 東北三十六不動尊霊場の第18番礼所
[編集] 所在地
青森県青森市大字桑原字山崎45
[編集] 昭和大仏
青龍寺境内には昭和大仏(しょうわだいぶつ)がある。寺院自体が戦没者供養を目的とした仏像設立を動機としたものであったという事情もあり、こちらの名称の方が一般にはよく知られている。
[編集] 概要
1984年(昭和59年)9月30日に開眼。戦後茶屋町に作られていた高野山青森別院を移転する際に、織田隆弘が仏像資金の寄付を募った。大日経の所説に基づいて作られた胎蔵界(生)曼荼羅の教えでは、大日如来を中心として、その周りに宝幢、開敷華王、無量寿、天鼓雷音の四仏と、普賢、文殊、観自在(観音、観世音)、弥勒の四菩薩が位置しているが、その大日如来の像として建造されたものである。仏体だけで21m35cmの高さを持つが、これは日本にある青銅座像仏では最大のものである。重量も220tある。知名度が記録と比較して低いのは、宗教法人なので市や県も名勝としてはPRしずらいと言う面があるようだ。
仏像の土台にも入ることが出来るが、土足厳禁である。内部には六道輪廻の図などが飾られており、二階もある。
[編集] 施設
- 金堂
- 観光客用の入り口を入って正面すぐにある。現在の金堂は1992年(平成4年)10月に完成したものである。本尊は大日如来像である。阿弥陀聖衆来迎大絵図、みかえり阿弥陀像などがある。
- 五重塔
- 金堂の横にある。1996年(平成8年)10月10日に完成。胎蔵界の四菩薩が安置されている。39メートルの高さがあるため、東北本線の車内からでもその姿ははっきりと見受けられる。観光客は通常入ることは出来ないが、上の階は非常に屋根が低く狭くしゃがまなければ歩けない。心柱は建物によってぶら下げられており、非常に珍しい塔となっている。
- 高野山青森別院本堂
- 観光客用の入り口のすぐ傍にある。1998年(平成10年)6月に完成。なお、観光客は一階から入ることは出来ないので左の極楽橋の奥にある入り口から入ることになる。
[編集] 備考
- 裏の山には夏ごろには水子供養のための風車が並べられていることが多い。風車は傍にある店で売られている。
- 店では蕎麦などを青森市の景色を遠くに見ながら食べる事ができる。お茶も無料で飲めるようになっている。
- 胎蔵界の四仏を収める建物がまだないことから、これから建物の工事を行うようである。
- 青森市郊外に位置するため周囲には田園風景が広がっている。
[編集] 開館情報
- 営業時間 8:00~17:30
- 休館日なし
[編集] 交通アクセス
[編集] 外部リンク
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