須藤公博
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須藤 公博(すどう きみひろ、1971年 - )は、東進ハイスクール、駿台予備学校、秀英予備校の日本史講師。大学受験予備校で講義をする傍ら、一般向けの日本史関連著作も多い。2005年には、東京都下水道局主催の文化講演会の講師も勤めた [1]。
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[編集] 経歴
1971年、東京都生まれ。都立高校から駿台予備学校を経て、明治大学政治経済学部政治学科を卒業後、慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了、博士課程単位取得退学。 学生時代は4年間、全日本学生自治会総連合(全学連)に所属し、議員秘書のサポートのアルバイトをしていた事もある(当時の夢は、国会議員だった)。また1999年頃、日能研で講師をしていたこともある。
[編集] 紹介
- 彼自身は、基本的に戦争反対、護憲姿勢を採っており、リベラル且つ左翼的である。授業内容も彼の信念が色濃く出ている。
- 女性がいるのにもかかわらず、躊躇せず「品が落ちるネタ」を使うことがあるので生理的に合わないと言う人もいる。
- 面白さに定評があり、人気講師のひとりであるが、個性が強い分、評価はその人しだい賛否両論ある。熱狂的な信者も存在する。
- 駿台では「東大日本史」や「早慶大日本史」といったトップレベル講座を担当しているほか、東進では論述日本史をはじめハイレベル日本史B①②、センター試験対策日本史Bなど基礎から最難関講座まで幅広く担当している。
- 偶に、上着にキティーちゃんのTシャツを着て偽装しているが、共産党や旧ソ連の国旗のTシャツを着てくる。
- 駿台日本史科の福井紳一の弟子でもある。
- タレントのイジリー岡田に似ているという指摘がある。
- 個人の会社を持っており、そこの社長である。その会社のアルバイトには東大生を主に雇っているらしい。
- 慶應義塾大学卒を誇りにしている。
- (東進の授業では)3・2・1と言ってその後パチンと指を鳴らし画面をきりかえさせる。たまに音が鳴らないなどの失敗もする。
- (生授業では)授業態度に厳しい。授業には熱心で、ぼんやりすること、大っぴらにあくびをすること、ペン回しをすること、メモをとらないこと等失礼なことをすると厳しく説教をし、場合によっては退出させる。
[編集] 著作
[編集] 学習参考書
- (共著)『日本史新用語集』(あすとろ出版、1997年)
- (共著)『日本史受験 ちゃーと&わーど』(駿台文庫、2002年)
- (共著)『日本史 頻出わーど問題集』(駿台文庫、2005年)
[編集] 一般書
- 『愛と欲望の日本史 ― 人気予備校講師の放送禁止講座』(祥伝社、1999年)
- 『夜つくられた日本の歴史 ― 思わず話したくなる意外な真実』(祥伝社、2001年)
- 『まるわかり日本史 ― 図解で分かる時代の要点』(永岡書店、2000年)
- 『家系図から読みとる日本史』(駿台曜曜社、2003年)
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