飯島興業 (バス事業者)
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飯島興業(いいじまこうぎょう)は、埼玉県吉川市に本社を置く、バス事業者。会社名は飯島興業株式会社である。
創業から長らく貸切輸送・特定輸送専業であったが、近年のバス事業の規制緩和に伴い、乗合バス事業にも参入した。
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[編集] 所在地
- 本社 : 埼玉県吉川市大字川野
- 中井車庫 : 埼玉県吉川市中井
[編集] 沿革
- 1970年(昭和45) 母体となる株式会社飯島自動車が創業
- 1974年(昭和49) 特定輸送バス会社として飯島興業株式会社が創業
[編集] 主な路線
送迎を目的とした特定バス路線と、コミュニティバスを中心とした乗合バス路線に大別される。
[編集] 特定バス路線
- 朝日プラザガーデンシティ線
[編集] 乗合バス路線
- 流通団地循環線
- 2006年2月運行開始。新越谷駅東口(南越谷駅南口)と流通団地(協同組合越谷卸センターや越谷貨物ターミナル駅の周辺)を結ぶ循環路線で、北回りと南回りがある。休日(日曜・祝日)は運休となっている。
- 吉川線
- 2002年11月12日運行開始。ルートは吉川駅北口~中央公民館・中井車庫・総合体育館経由~メディカルマイ。
- 三郷線[三01]
- 小松川循環線
- 2006年4月運行開始。吉川駅北口と小松川工業団地を結ぶ循環路線で、北回りと南回りがある。
[編集] 主な過去の路線
- 南越谷駅~流通団地線(特定)
- 南越谷駅を起点とし、流通団地の周辺を循環するルートで運行されていた特定路線で、協同組合越谷卸センターから委託されて運行していた。主に組合員が通勤に利用していた。2005年9月まで担当していたが、同年10月よりグローバル交通が引き継いでいる。
- 七里駅~県南卸売団地線(特定)
- 武蔵野操車場職員輸送(特定)
- 1974年の創業から1985年の国鉄分割民営化までの間、運行されていた特定路線。現在の新三郷駅の位置にあった旧国鉄の武蔵野操車場へ職員を輸送していた。当時は10台のバスで24時間ピストン輸送を行うというダイヤが組まれていた。
[編集] バス車両
- 主に三菱自動車工業(現・三菱ふそうトラック・バス)製のバスを使用。
- 朝日プラザガーデンシティ線は、日野自動車製のバスを使用。車体には朝日プラザガーデンシティと文字が書かれており、専用車となっている。
[編集] 外部リンク
- (「FUSO」2003年2月号。飯島興業バスが採用しているなまずのキャラクターについても掲載)