高梨政盛
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高梨 政盛(たかなし まさもり)は、戦国時代の武将。摂津守。高梨政高の子。
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時代 | 戦国時代 | |||
生誕 | 不明 | |||
死没 | 永正10年(1513年) | |||
氏族 | 高梨氏 | |||
父母 | 父:高梨政高 | |||
子 | 高梨澄頼。娘(長尾能景室) |
信濃中野小館(現在の長野県中野市)の国人領主。長尾氏と高梨氏とは縁戚関係にあり、政盛は上杉謙信の曽祖父にあたる。永正4年(1509年)に孫である長尾為景が上杉房能に謀反を起こした際(永正の乱)もこれに加担、共に房能を討ち果たし、房能の実兄の関東管領・上杉顕定が為景征伐の軍を率いて越後に侵攻した際も為景に同心し、永正7年(1510年)の長森原の戦いで顕定を討ち取るなど、勝利に貢献した。
その後も勢力を拡大したが、永正10年(1513年)に死去。後を子の高梨澄頼が継いだ。
地元の黒姫伝説という伝承に、黒姫の父である高梨摂津守政盛として登場する。