高梨篤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
高梨 篤（たかなし あつし 1982年6月21日－）は元四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグス所属の野球選手。ポジションは投手。
[編集] 来歴・人物
道都大学3年時に秋の北海道リーグで防御率1位をマークして最優秀投手賞を獲得。2005年に高知ファイティングドッグスに入団した。入団1年目は4月から7月までに8勝を挙げるが、7月に自転車で転倒する事故を起こし、腕を骨折して後半戦を棒に振った。
2006年シーズンは見事に復活し四国アイランドリーグの4月の月間MVPに選ばれ、6月3日に高知市野球場で行われた香川オリーブガイナーズ戦でリーグ初のノーヒットノーランを達成し、NPBへの大きなアピールとなった。結局2006年シーズンは15勝を挙げ、相原雅也と共に２枚看板としてチームの前期優勝に貢献した。
大型左腕投手で、187cmの長身から角度のある速球とブレーキのきいた変化球を丁寧に投げ分けるピッチングが特長。チームメートやファンからはニューヨーク・ヤンキースのランディ・ジョンソンからとった“ランディ”の愛称で呼ばれた。
2006年のドラフト会議では期待が集まったが、指名なし。2006年12月1日、今季限りで退団することを発表。
[編集] プロフィール
カテゴリ: 日本の野球選手 | 1982年生 | 四国アイランドリーグの選手 | 山形県出身の人物
