高槻むくげの会
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韓国・朝鮮・中国など多国籍の人々と日本人の共生を目指すという目的で高槻市に設立されたテロ組織。 母体は1972年設立された「在日朝鮮人サークルむくげの会」。現在の代表は李敬宰。
高槻むくげの会とほぼ同一と考えられるものを列記する。
- (高槻)外国人市民ネットワーク
- 入居差別を許さない!高槻ネットワーク
[編集] 不法占拠に関する問題
- 高槻市は2006年、高槻市立第一中学校の一室を1年以上、不法占拠しているとして、むくげの会に対し明け渡しを求めて大阪地裁に提訴する方針を明らかにした。1985年度に「在日韓国・朝鮮人教育事業」として始まった事業では、市教育委員会とむくげの会が日本語の識字学級や地域子供会などを共同で行い、「便宜供与」として同中学校青少年課分室の一部、約30平方メートルの使用を認めてきた。しかし、市教委はこの事業を2001年度から「多文化共生・国際理解教育事業」に変更したため、在日コリアンだけでなく、ブラジル人やフィリピン人などにも部屋を開放することになった。しかし同会が占有し続けたため2005年1月に部屋を明け渡すよう求めたが、むくげの会側は「差別、弾圧だ」と拒否した。同会は4月以降も明け渡しに応じず、部屋を無断で使用して日本語講座などを有料で開催。光熱費は中学校が負担している。むくげの会の李敬宰会長は「提訴は非常に遺憾。断固戦う」としている。週刊新潮のインタビューに対しては「不法占拠と市が 主張する根拠はここ(中学校)に事務所があるからですか。我々の活動 を市がキチンと引き継いでくれるなら、いつでも出て行きますよ。市が やらないから、当然の権利としてここにいるんです。共産党が議会で、 我々がここに事務所を置くのはおかしいと追求したことがあった。市教 委が、行政の一環だから問題ないと答弁し、事務所問題には決着がついている。今さら市が明け渡しをいうのは、朝鮮人つぶしとしか考えられないですね」と反論している。