魔女っ娘つくねちゃん
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『魔女っ娘つくねちゃん』(まじょっこつくねちゃん)は、まがりひろあき作のギャグ漫画。
漫画雑誌「ヤングマガジンアッパーズ」2003年8号から2004年21号に掲載され、アッパーズが休刊した後漫画雑誌「月刊少年シリウス」に場を変えて、設定を変えた続編が2005年8月号から2006年5月号まで連載された。単行本はアッパーズ連載版が講談社から発売され全2巻。シリウス連載分は『魔女っ娘つくねちゃん+』というタイトルで単行本が発売されている(全1巻)。また、2006年7月からは『魔女っ娘つくねちゃんWEB』が少年シリウスオフィシャルサイトで公開されている。
ストーリーとしては、魔女のつくねちゃんがトラブル続きの日常を送る、1話完結(たまに前後編になる)形式の話となっている。全体的にほのぼのとしているが、死人がやたらと多く、誰も救われないブラックジョーク的なオチが多い。2005年にはOVA化もされ、一部マニアに人気を博した。
目次 |
[編集] 主な登場人物
声の出演はOVAのものによる。
- 超一流の魔女。郊外に一人暮らししている。買い物の時以外はあまり外に出ない。結構みんなに慕われている。
- ププリン
- つくねの使い魔。第1話の冒頭でいきなりつくねに殺される。
- 市長 (声:志村知幸)
- つくねの友人。あまり仕事をしない。よく職務を放棄してつくねの家に遊びに来る。よくひどい目に遭う。
- かなこ (声:徳永愛)
- 市長の姪。両親が仕事に忙しいのでよく市長に預けられる。魔法使いに憧れている。
- ココロ (声:千葉千恵巳)
- つくねの妹。魔力が不安定で、くしゃみをするとランダムで魔法を発動してしまう。
- シオレッタ・フラワーズ (声:榎本温子)
- お金持ちの息女。魔法使いで魔法学校に通っているが、現在休学中。世界中の魔女を倒して回っていたがつくねに敗れて友達になる。つくねをライバル視している。
- ナブール (声:三瓶由布子)
- 悪の魔女。魔力を悪用して犯罪行為を繰り広げる。つくねをライバル視している。
- ドクターチョロ松 (声:内藤玲)
- さすらいの天才科学者。タイミングよく現れては死人をサイボーグ化したり発明品を作ったりといったことを一コマでやってのける。
- マジカール(+)
- 魔法使いのおじいさん。神田らに魔法を教えるはずが、いきなり交通事故に遭い入院してしまう。
- 神田(+)
- うみねこ第3魔法学校の出来の悪い生徒で、マジカールの代わりにつくねに弟子入りした少年。しかし魔法の方はほとんど教わっていない。
- 小泉(+)
- 神田の幼なじみでクラスメイトの少女。神田に好意を抱いている。
- 中島(+)
- 神田のクラスメイトの少年。どこか飄々としている。
- せせり(+)
- つくねの姉。顔は似ていないが、性格はよく似ている。
- アルフレド(+)
- せせりの使い魔。無表情。せせりに従順だが、恐ろしい勘違いをする。
- 山田さん(+)
- つくねちゃん家のご近所だったばっかりによくひどい目に遭う。
- マッド吉田(+)
- 技術力を無駄遣いして街を破壊しに来るマッドサイエンティスト。
[編集] OVA
[編集] スタッフ
- 監督:桜井弘明
- キャラクターデザイン・総作画監督:音地正行
- 美術監督:小倉宏昌
- 色彩設定:土井和
- 撮影監督:荒井栄児
- 編集:濱宇津妙子
- 音響監督:なかのとおる
- 音楽:INSTANT CYTRON
- 制作:XEBEC
- 製作:キングレコード
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- つくねちゃんのFlying Machine(歌、作詞:桃井はるこ/作曲:長瀬五郎/編曲:instant cytron )
- エンディングテーマ
- Luminary(歌、作詞:桃井はるこ/作曲:片岡知子/編曲:instant cytron)
[編集] 音楽
作品の内容とは全くかけ離れた楽曲から、パニック状態を見事に描写した楽曲まで、どの楽曲も弾き損じが見られず多彩である。「電波系」を強く想起する楽曲も存在する。