鳩間海丘
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鳩間海丘(はとまかいきゅう)は1996年に発見された、海丘である。八重山諸島の北に位置し、深さは2500mから3000m、熱水噴出孔の存在が確認されており、しんかい6500になどによって調査が進められている。 鳩間海丘の熱水噴出孔からは摂氏300度の熱水と猛毒とされる硫化水素が噴出しており、高い水圧とともに苛酷な自然環境と考えられていたが、硫化水素を分解するバクテリアの存在が発見されたことによってそれに依存する生物が多数発見されており、太陽の光に依存しない芳醇な生態系が形成されている。
[編集] 鳩間海丘の生物
- ゴエモンコシオリエビ
- オハラエビ
など。 そのほかチューブワームが生息している熱水噴出孔も確認されている。