AJP8
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[編集] 概要
本来はモータースポーツ向けのタスカンレーサー専用の少数生産エンジンであったが、ローバーV8の供給が停止することとなり、なし崩し的に採用された。フォード・コスワースのDFVエンジンからアイデアを参考にして作られており、パーツの精度はBMWが買い付けに来たほどのものではあるが、特に目新しい技術は使われていない。しかし、エンジンブロックを 溶接と削り出しで作成していたため、単体重量121kgという驚異的な軽さであった。だが、そのコスト高もあってサーブラウの製作コストの約半分がエンジンだったという。現在は生産を終了し、2007年には新型V8エンジンがお目見えする予定である。