JTCウイン
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JTCウイン(ジェイティシー-)は、ニィス(NIS)が開発したフォントで、三宅康文によってデザインされた。視認性の高さが特徴で、チラシやテレビテロップで使用されている。
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[編集] JTCウインM ファミリー
- M1,M3,M5,M7~M10
明朝体。直線を生かしたデザイン。画のとめ、はねを四角に切り落としシャープな印象を持たせている。S系、R系などとデザインの整合性が保たれている。
[編集] JTCウインS ファミリー
- S1,S3,S4,S6~S8,S10
角ゴシック体。フジテレビのテロップシステムに搭載され、報道系を中心にして使用されたことで、知名度が上がった。最近ではR系とともに印刷物にも使われている。
[編集] JTCウインR ファミリー
- R1,R4,R7,R8,R10
丸ゴシック体。モリサワのじゅん(丸ゴシック)に似ている(両者とも制作は三宅康文)。最も字画の太いR10は、画の太さを調整するなど視認性の高さで人気がある。
[編集] JTCウインZ ファミリー
- Z1,Z5,Z10
- ZM9
直線のみで構成されたゴシック。「○」もすべて直線で表現するなど、曲線を完全に排除したデザインが特徴。人気書体の一つ。TVテロップ中心に使われている。ZM9は明朝体ベースで、うろこがつけられている。