Prey
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PREYは、PC、Xbox 360で発売されているFPSである。製作はヒューマンヘッドスタジオ、販売は2K Games。日本ではXBOX360版のみスパイクより販売している。DOOM3エンジンを独自に改良したものを用いている。
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[編集] 歴史
元々1995年に3DREALMSが製作発表したFPSであるが、スタッフの独立やエンジンの変更などが相次ぎ、1999年に製作を凍結。その後、2002年よりヒューマンヘッドスタジオが中心となり製作が再開され、2006年に発売に至った。
[編集] システム
本作には普通のFPSには無いようなシステムが盛り込まれている。
- スピリットウォーク
いわゆる幽体離脱。肉体から離れ、普通であれば行けない様な場所にも行く事が出来る。
- デスウォーク
このゲームに於いて、ゲームオーバーは無く、例え死亡してもその場に何度でも復活できる。具体的には、死ぬと死後の世界に向かうが、そこでデスレイスという浮遊体を弓矢で仕留める事で、現世に戻る事が出来る。その際、体力などの回復量は、デスレイスを仕留めた数に比例する。
- ウォールウォーク
特定の床は、重力に関係なく続く限り歩く事が出来る。結果的に天井や壁を歩く事にもなるが、重力自体は存在するため、床から足を離した瞬間に重力方向へ落下する。例えば、天井を歩いている際にジャンプすると、その下の床に落ちる。
- 重力制御
ウォールウォーク以外に、重力そのものをコントロールする事が出来る。これによって重力そのものが変わるので、例え天井でジャンプしても床に落ちる事は無い
[編集] 評価
海外での評価は軒並み高いが、ゲームオーバーが無く、死んでもその場で復活できることに「ぬるい」とする評価も多い。また、人が何度も串刺しにされた挙句プレス機で潰されるというような非常に残酷な表現が多かったり、全体的に体内や内臓を思わせる生々しいグラフィック表現が多かったりすることから、好みが激しく分かれる世界観になっている。 その人を選ぶ内容は、肯定派と否定派の真っ二つに分かれる傾向の原因ともなっている。