SPコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SPコード は文字情報を内包した二次元コードの一種で、専用の読取装置をあてると音声で文字情報を読み上げる。
印刷物に添付することにより視覚障害者にも情報の提供ができるようになる。
2003年、(株)オリジナルデザインと(株)廣済堂とが共同開発したコードである。
作成方法は、SPコードにしたい文章をMicrosoft Wordで作成し、専用ソフトであるSP Code Maker-One Click Editionでデジタル化をする。コードの大きさは文字数で決まり800文字で18 mm角、1000文字で20 mm角となる。音声は男性、女性の2種類で作成できる。 専用の読み取り装置は「スピーチオ」がある。
現在は自治体や金融機関が出す印刷物や病院の処方せんや服薬指導などの情報、ピザ宅配会社のメニューなどにもSPコードの添付がみられ普及が始まってきている。
SPコードのSPは「スーパー」の意味。