VIS (汎用機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
VIS 及びVIS II(VERSATIL INFORMATION SYSTEM)(汎用機)とは、NECが提供するメインフレーム (汎用コンピュータ) ACOS-4/ACOS-2 のデータマネジメントシステムである。
データベースマネージメントシステム (DBMS; DataBase Management System) としては、NECの階層型データベースであるADBSやリレーショナルデータベースマネージメントシステムであるRIQS/RIQS IIを使用して構成される。
接続の基本プロトコルはDINAプロトコルを使用しているが、TP-UIなどの拡張製品を導入する事で、TCP/IP及び、その上のhttp/httpsなどの各種通信プロトコルに対応している。
また、UX/4800上のOracle/Informixなどのオープン系RDBMSとの接続機能も持っていたが、NECの国産UNIXからの撤退により、放棄された。また、OSIプロトコルとの接続においては、FNP(FrontNetworkProcessor)としてUP4800を置き、メインフレーム-サーバ間はDINAにて、サーバ-端末間はOSIプロトコルにて接続する形態も準備され、郵政省簡易保険システムなどで活躍した。
[編集] VISの競争相手
カテゴリ: データベースソフト | 日本電気 | コンピュータ関連のスタブ項目