この世の限り
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この世の限り | ||
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椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平 の シングル | ||
リリース | 2007年1月17日 | |
録音 | スタジオテラ 一口坂スタジオ 音響ハウス |
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ジャンル | J-POP | |
時間 | 10分9秒 | |
レーベル | 東芝EMI | |
プロデュース | 井上雨迩 | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
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ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
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椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平 年表 | ||
椎名林檎 カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.) (2006年) 椎名純平 Hotel CASABLANCA (2006年) |
この世の限り (2007年) |
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この世の限り(-よ-かぎ-)は、2007年1月17日に発売された椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平のシングル。発売元は、東芝EMI。
[編集] 解説
椎名林檎名義では、ダウンロード配信限定の企画としてリリースされた前作「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」から約2ヶ月ぶり、CDフォーマットとしては2003年のシングル『りんごのうた』以来となるシングル。
ただし今作は、アレンジャー兼指揮者として斎藤ネコ、デュエットの相手として椎名林檎の実兄で歌手の椎名純平を迎えての楽曲で、発売名義も"椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平"としてであり、企画盤とも受け取れる1枚となっている。
今回の楽曲では、今までの椎名林檎にはなかったようなメロディーラインや歌詞が特徴的となっている。そのほか、カバージャケットとPV映像のギャップがあまりにも激しいといった意見も少なくない。実際、メロディもさることながら歌詞も、曲タイトルである「この世の限り」から受ける硬い印象とは大きく異なり、"もしも近々世界が終わるとのだとしたら、貴方はどうする?私は貴方に何が出来るだろう?私は・・・"といった真髄な気持ちが、斎藤ネコ率いる総勢70名から構成される"マタタビオーケストラ"による演奏の元、表現されている。
配信限定の前作「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」から今作、そして今作の約1ヵ月後に発売される『平成風俗』までの一連のリリースは、椎名が音楽監督を務める映画「さくらん」のためのもので、今作「この世の限り」はその主題歌となっている。
2004年秋に結成した自らの所属するバンド・東京事変としての活動をメインにしている彼女であるが、前述のとおり今回の一連のリリースは"さくらん"ありきのものであって、このままソロに戻るというわけではない。また、椎名林檎は映画「さくらん」において音楽監督を務めているが、当初は映画音楽を"東京事変"として受けることも考えたらしい。しかし、東京事変のドラム・刄田綴色の骨折による治療や療養の期間が必要であったこと、また映画音楽として求められているサウンドと東京事変としてのサウンドが一致しなかったこと、以上のことから個人"椎名林檎"として映画音楽を受けることにしたのだという。今回の一連のリリースは、そういった経緯を経ている。
ちなみに、今作の収録楽曲は「錯乱」と「カリソメ乙女」がバージョン違いであるほかは、全て後発のアルバム『平成風俗』に収録される。
[編集] 収録曲
- この世の限り
- 錯乱(ONKYO ver.)
- カリソメ乙女(HITOKUCHIZAKA ver.)
シングル | |
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幸福論 - 歌舞伎町の女王 - ここでキスして。 - 本能 - ギブス - 罪と罰 - 絶頂集 - 真夜中は純潔 - 茎(STEM)~大名遊ビ編~ - りんごのうた - カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.) - この世の限り | |
オリジナルアルバム | |
無罪モラトリアム - 勝訴ストリップ - 加爾基 精液 栗ノ花 | |
企画アルバム | |
唄ひ手冥利~其ノ壱~ - 平成風俗 | |
映像作品 | |
性的ヒーリング~特別御奉仕編~ - 性的ヒーリング~其ノ壱~ - 性的ヒーリング~其ノ弐~ - 下剋上エクスタシー - 発育ステータス 御起立ジャポン - 短篇キネマ 百色眼鏡 - 賣笑エクスタシー - 性的ヒーリング~其ノ参~ - Electric Mole - 第一回林檎班大会の模様 | |
関連項目 | |
東芝EMI - 黒猫堂 - 亀田誠治 - 井上雨迩 - 斎藤ネコ - 発育ステータス |
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