そりの鈴
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そりの鈴(そりのすず)は、音楽演奏に使う楽器のひとつで、板や革ひもや棒に、直径1〜数cmの金属の鈴を、数個〜数十個とりつけ、振って音を出すものである。いわゆる鈴(すず)であるが、すず、また鈴(れい)と呼ばれる楽器、音具が多いため、区別してこのように呼ばれる。英語でスレイベルsleigh bells、ジングルJingles、ドイツ語でシェレンSchellen、イタリア語でソナリSonagliと呼ばれる。
この楽器が使われた楽曲では、グスタフ・マーラーの交響曲第4番、エドワード・エルガーの威風堂々第1番、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのドイツ舞曲6番、またルロイ・アンダーソンのそり滑りが有名である。