なら燈花会
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なら燈花会(ならとうかえ)は、例年8月上旬に奈良市内(奈良公園一帯)で開催されているろうそくの祭典である。奈良の夏の五大行事のひとつ。前身イベント「奈良あんどんパレード」を見直し1999年に始まった。期間中は世界遺産に囲まれた奈良公園一面に並べられた、約2万本のろうそくによって幻想的かつ神秘的な雰囲気が演出され、古都・奈良における夏の風物詩として定着している。
燈花とは、ろうそくの炎の先に出来る花の形で、縁起がよいと伝えられている。
目次 |
[編集] 開催エリア
[編集] イベント
- 早咲きの日 - 開催日前日に行う高齢者や障害者の方限定のプレイベント。
- 一客一燈 - お客さんが自分でろうそくに火を燈し、並べる事が出来る。(有料)
- ほのあかりライブ - 様々な楽器演奏者や声楽者を招きろうそくの明かりに囲まれて行うライブ。
- なら燈花会能 - 奈良県新公会堂能楽ホールで開催。
- なら燈花会サポーター - 会期中、ろうそくの点火準備から撤収までボランティアとしてサポートする。
[編集] トピックス
- 1999年の第1回目以降来場者は年々増え、近年は毎回約70万人のお客さんを迎える、夏の大イベントに成長した。
- 発案者は当時奈良県の企画部長であった藤原昭(現奈良市長)。
- 近鉄電車から当イベントの図柄をしたスルッとKANSAIカードが発売された(3,000円)。
[編集] 受賞歴
[編集] 交通アクセス
又はJR・近鉄の各奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」・「大仏殿春日大社前」下車。
[編集] 公式サイト
[編集] 類似イベント
- 小樽雪あかりの路
- 会津絵ろうそくまつり
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