まんがライフMOMO
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まんがライフMOMO(まんがらいふ もも)は、竹書房発行の4コマ誌。毎月28日頃発売。
2003年に近代麻雀ゴールド8月1日増刊号として創刊(月刊)。その後、本雑誌(近代麻雀ゴールド)の改名・休刊によりそれぞれ、2006年発売分より近代麻雀ギャンブルCOM3月1日増刊号、さらに同年7月号よりまんがライフ7月1日増刊号と改称し、現在に至る。創刊3周年を過ぎた2006年現在、まだ独立創刊はしていない。
以下、便宜上「○月号」としているがまだ正式に月刊ではなく増刊号扱いのため正しくは「○月1日増刊号」のことである。
目次 |
[編集] 概要
『せんせいのお時間』(ももせたまみ)を同社刊のまんがライフオリジナルから独立する形で連載の中核にすえ、これまでにまんがくらぶ、まんがくらぶオリジナル、まんがライフ、まんがライフオリジナルや同増刊号などで好評だったゲスト掲載作品を連載としており(下記の★印)、前述の「まんがライフ」系統の流れを汲む青年・女性向け4コマ誌と、芳文社刊「まんがタイムきらら」を代表とする萌え系4コマ誌の中間に位置する雑誌として刊行されている。学園もの、特に高校生が登場する作品の割合が高いのが特徴で、女性向け・萌え系作品共通の要素である「女性キャラが主人公である作品」が大半を占めている。
表紙メインおよび巻頭カラー担当はももせたまみ(せんせいのお時間)。2006年4月号より7月号まで、ももせが産休に入ったため『せんせいのお時間』は特別補習授業!!として傑作選を、巻頭カラーは樹るう、真島悦也、山野りんりんらが務める。同年8月号よりももせが復帰し、従来の形に戻った。
[編集] 掲載作品
[編集] 現在の連載作品
- 連載開始号の古い順・掲載順(2007年5月号現在)
- せんせいのお時間(ももせたまみ、創刊号 - 2006年3月号・2006年8月号 - )★※まんがライフオリジナルより移籍
- おみたま(ももせたまみ、創刊号 - 2005年8月号 - 2004年12月号・2006年8月号・10月号・12月号以後不定期連載)★※まんがライフオリジナルより移籍
- ちとせげっちゅ!!(真島悦也、創刊号 - )★※まんがライフオリジナル同時連載
- みずたま注意報(山東ユカ、創刊号 - )★
- あぼばクリニック(藤島じゅん、創刊号 - 2006年5月号・2006年9月号 - )★
- 千秋しまってこー!!(重野なおき、創刊号 - )★
- KOマウンテン!!(真右衛門、創刊号 - )※まんがライフオリジナル「めもるはなにもメモらない」の関連作品
- おうちでごはん(スズキユカ、創刊号 - )
- 天使のお仕事(佐藤両々、創刊号 - )★
- Honey Voice→HONEY VOICE(おーはしるい、創刊号 - )★※2006年8月号より改題
- 家政婦♥エツ子→家政婦のエツ子さん(こいずみまり、第3号 - )★※2004年3月号より改題
- 裸眼でGO!(吉田美紀子、第5号 - )※まんがライフ単独連載→MOMOとの同時連載に
- ポヨポヨ観察日記(樹るう、2004年5月号 - )※まんがライフ同時連載
- レモネードBOOKS(山名沢湖、2004年10月号 - )
- 奥さまはアイドル♥(師走冬子、2005年1月号 - )※まんがライフ ゲスト→MOMOで連載
- いんどあHappy(さぶろう→森ゆきなつ、2005年3月号 - )※2005年9月号より作者改名
- サクラ満開!!あかり組(藤凪かおる、2005年12月号 - )
- 萌道(カラスヤサトシ、2005年12月号 - )※非4コマ
- はにーすぃーとティータイム珈流編(山野りんりん、2006年1月号 - )
- Hiスクラップ!!(小笠原朋子、2006年6月号 - )
- カギっこ(山口舞子、2006年4月号ゲスト・6月号ゲスト・9月号 - )
- ピュアコン(いのうえ義成、2007年2月号 - )
- (企画もの)
- 南央美の通販BINちゃん生活(南央美、創刊号 - )※まんがライフオリジナルより移籍、イラスト:ももせたまみ→森ゆきなつ(2006年5月号より12月号まで担当)→ももせたまみ
- 萌え川柳(2007年1月号 - )※イラスト:森ゆきなつ
[編集] 長期休載中の作品
- ヤマトナデシコ(桜沢鈴、創刊号 - 2004年4月号・休載中)
- キリカのビーム(林家志弦、2004年4月号 - 2005年1月号・休載中)
- ココロは錦(猫田リコ、創刊号 - 2004年6月号・2005年11月号・12月号・2006年6月号・7月号・2007年2月号・5月号、不定期ゲスト継続中)
[編集] 過去に連載されていた主な作品
[編集] 創刊当時の連載作品
- 創刊号での掲載順
- いつもいっしょに(大井昌和、創刊号 - 2007年2月号)★
- 秘殺白木矢高校剣道部(真田ぽーりん、創刊号 - 2007年3月号)★
- 貴美tallest/高校生編→貴美TALLEST/高校生編(美月李予、創刊号 - 2006年9月号)★※2004年7月号より改題
- ほんわかちづる先生(かがみふみを、創刊号 - 2007年4月号)★
- ときめきももいろハイスクール(笹野ちはる、創刊号 - 2006年9月号)★※まんがライフ同時連載
- お菓子な片想い(阿部川キネコ、創刊号 - 2007年4月号)
- 悪の生徒会長(小笠原朋子、創刊号 - 2006年5月号)★
- バール横丁奇譚(胡桃ちの、創刊号 - 2007年4月号)
- サイダースファンクラブ(小坂俊史、創刊号 - 2007年3月号)★
- スキ☆ヤキ(しおやてるこ、創刊号 - 2006年3月号)
- 三ツ星書店(いずみ、創刊号 - 2004年7月号)★
- 青春ハイスクール♡(たつきじゅん、創刊号 - 2004年5月号)★
[編集] 創刊号のゲスト作品
- びーんず石油(DADADIDI、創刊号ゲスト・第2号 - 2005年3月号・2005年9月号ゲスト)※引き続き第2号より連載
- マッチ売りの戌美ちゃん(RYU-TMR)※後に続編掲載
- ゴーイン!! マイクック(後藤羽矢子)※後に続編掲載、2006年より「まんがライフオリジナル」連載
- より道カフェ通り(犬上すくね)※以後、不定期ゲスト
- おウチでMY♥ティーチャー(こまだまこ)
- ひみつの花園(ふくやまけいこ)★※以後、不定期ゲスト(2007年2月号にて最終回)
[編集] 創刊以後の連載作品
- 連載開始号の古い順・掲載順
- ひなちゃんの日常(南ひろこ、2004年2月号 - 2005年5月号)
- Hello マイ・シスター(丹沢恵、2004年3月号 - 2005年12月号)
- トリプル☆トラブル(湯川かおる、2004年10月号 - 2006年6月号)
- ダメ姉ってよばないで!(新居さとし、2006年2月号 - 2006年12月号)※まんがライフオリジナルより移籍
- (企画もの)
- 笑い飯の人生相談道場(笑い飯、2004年12月号 - 2007年2月号)
[編集] MOMO系コミックス
初期の連載作品の多くには連載前に長期間のゲスト掲載の時期があるため、本誌創刊後の連載とは異なる設定で描かれたものは再編集されている。また、MOMO系コミックスのシリーズが確立したあたりから価格設定がほぼ680円に固定され、いくつかのコミックスで竹書房他誌連載時に比べ620円だったものが680円へと高くなる傾向がみられる。4コマ漫画誌としては連載作品の単行本化割合が高いのも特筆すべき点であり、連載回数30回以上の作品で単行本化されていないのはわずか2作品である。(『KOマウンテン』『裸眼でGO』)
本誌創刊による新規連載分で初のコミックスは『悪の生徒会長』(小笠原朋子)、続いて『家政婦のエツ子さん』(こいずみまり)。共に連載までの他誌掲載分が相当量あった。
[編集] MOMO系コミックス6ヶ月連続発売
創刊2周年を迎えるのに前後して初期連載作品の多くが一斉にコミックス化されることになり、2005年4月から9月にかけて毎月27日に2タイトルずつ発売された。そのキャンペーンの一環として、ペア携帯クリーナーのプレゼント(抽選)や本誌での「とりかえっこ4コマ」などの企画がおこなわれた。
- ちとせげっちゅ!!(2)/天使のお仕事
- おうちでごはん/サイダースファンクラブ
- 千秋しまってこー!!/ポヨポヨ観察日記
- びーんず石油/ほんわかちづる先生
- おぼばクリニック/バール横丁奇譚
- お菓子な片想い/秘殺白木矢高校剣道部
[編集] MOMOコミックス10ヶ月連続発売
2005年の「MOMO系コミックス6ヶ月連続発売」に続き、2007年1月から再びキャンペーンがおこなわれた。前回同様に毎月27日に2タイトルずつ発売され、ペアマグネットのプレゼント(抽選)や本誌での「とりかえっこ4コマ」などの企画がおこなわれた。
- 奥さまはアイドル♥/いんどあHappy
- いつもいっしょに(2)/秘殺白木矢高校剣道部(2)
- ちとせげっちゅ!!(4)/サイダースファンクラブ(2)
[編集] まんがライフMOMO 4コマ新人バトル!!
第1回が2005年4月号(予選)と5月号(決勝)に行われ、ゆずり司『みんなごいっしょ』が優勝し7月号からの3ヶ月集中連載を獲得した。また、他の参加者も読者による反響によっては後にゲスト掲載されたものもある。翌年には第2回が開催されており、次代を担う才能の開花が待たれる。
[編集] 第1回
エントリー順
- 伊藤トロ『乙女でいこう!』-決勝進出
- ゆずり司『みんなごいっしょ』-決勝進出(優勝-3ヶ月集中連載獲得)
- 朱堂りま『小動物ほかく計画!』
- 春花そら『少女探偵☆MIKURI』
- 絵崎殺助『ゲーセンアイランド』
[編集] 第2回
2006年4月号(予選)と5月号(決勝)。
エントリー順
- いのうえ義成『ヒメコロ』-決勝進出(優勝-3ヶ月集中連載獲得)
- 和子『マメマメ』-決勝進出
- 鮭川夕人『保健室のS子先生』
- ぢゅん『エールの嵐!』
- はゆたに めろ『I♥魚んちゅ』
[編集] 外部リンク
- 四齣堂-まんがライフMOMO-(公式サイト)