アグアスカリエンテス
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アグアスカリエンテス(Aguascalientes)はメキシコ中西部のアグアスカリエンテス川沿いにある標高1888メートルの高地に位置する都市である。1575年10月22日に建設された。1835年に隣のサカテカス州から分離したアグアスカリエンテス州の州都である。2000年の統計によると、アグアスカリエンテスはメキシコで13番目に大きい都市圏を持ち、都市部には900,000人が住んでおり、メキシコで急成長している都市のひとつである。
アグアスカリエンテスとはスペイン語で「熱い水(熱水泉、温泉)」を意味する。1575年に都市が建設されたとき、その豊富な湯量のためにこの名がつけられた。また、”夕日”が美しい事でも有名である。
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、メキシコでも有名なお祭り”フェリア デ サンマルコス(Felia de San Marcos)”が開催される。この時期のホテルは非常に取り辛くなる。
アグアスカリエンテスには大学が数多くあり、教育熱心な州としてしられており、毎年メキシコで一番住みたい都市の上位にランキングされている。
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[編集] 治安状況
一部の地区を除き、メキシコの他の州都に比べ治安は安定している。但し、フェリア デ サンマルコス際の期間は治安が悪化する傾向にある。
[編集] 交通機関
[編集] 日本との関係
日産自動車の海外工場があり、そのため日本人学校も設置されている。2006年現在約500名の日本人が暮らしている。
[編集] スポーツ
メキシカンサッカーリーグのプリメーラディビジョンに属するネカクサのホームタウンである。
[編集] 主な出身者
- マヌエル・ポンセ(作曲家・音楽教師)
- ホセ・アントニオ・サパタ(ジャーナリスト)