アコースティック・ベース
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アコースティック・ベースとは、弦楽器のひとつで、電気増幅を必要としない(アンプラグド)ベースの総称。
[編集] アップライト
床に立てて弾く。詳細はコントラバスを参照。 ダブルベース、ウッドベースとも。
[編集] アコースティック・ベース・ギター
座って抱えて弾くか、ストラップを使って肩から下げて弾く。基本的な仕組みはエレクトリックアコースティックギターと同様で、エレクトリックベースの奏法を活かすことができる。 英語ではacoustic bassといえばアップライトの方を指すのが一般的だが、日本ではベースギターのことを単に「ベース」と呼んでしまう習慣があるので、「アコースティック・ベース」または「アコベ」などと略して言う場合、こちらの楽器を指して言うことが多い。
1990年代にケーブルテレビのMTVでアンプラグドという番組が放送されていた頃には、この番組に出演するアーティストが「アンプラグド=アコースティック」を強調するためにアコースティックのボディを持つ楽器をよく使ったが、演奏そのものはエレクトリックベースギターと大差なかったため、この楽器独自の奏法が確立するには至らないままである。