アマーレ・スタウダマイアー
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男子 バスケットボール | ||
銅 | 2004 | バスケットボール |
アマレ・スタウダマイアー(Amare Carsares Stoudemire, 1982年11月16日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボールプレイヤー。フロリダ州レイクウォレス出身。アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAのフェニックス・サンズに所属する。ポジションはパワーフォワード、センター。チームメイトのポイントガード、スティーブ・ナッシュのアシストパスを受け、チームのポイントゲッター的活躍をしている。ニックネームは「STAT」。
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[編集] 経歴
高校を6回も転校する等、私生活では苦労が耐えなかったが、サイプレス・クリーク高校時代にはオールアメリカに選出されるなど次第に名前が知られるようになった。 NBAでは、大学で活躍してからドラフト指名される選手が多い中で、彼は高校卒業後、メンフィス大学へ進学する予定だったが取り止め、2002年のNBAドラフト1巡目9位でサンズに指名を受けNBA入りした。
家庭環境の事情もあり前評判は高くなかったが、サマーリーグから才能の片鱗を見せ、1年目から71試合で先発、13.5得点、8.8リバウンド、1.06ブロックをマークした。この活躍により、ドラフト1位のヤオ・ミンを抑え、高卒選手としては初となるルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)、オールルーキー1STチームを受賞した。
翌シーズンは怪我に苦しみ55試合の出場にとどまったが、ナッシュが加わった2004-2005シーズンに自身もチームも大躍進、オールNBA2NDチームに選出され、ディビジョン優勝、ウェスタンカンファレンス決勝へ進出する原動力となった。
2004年のアテネオリンピックに米国代表として参加して、銅メダルを獲得した。 2005年2月には、NBAオールスターゲームとスラムダンクコンテストに出場、ナッシュとのコンビプレイで会場を大いに沸かせた。
2005-06シーズンは、膝の故障のためにシーズンのほとんどを棒に振ってしまった。わずか3試合の出場に留まり、プレイオフも欠場した。前シーズンに引き続き心配された2006-07シーズンだったが、開幕から出場を果たした。
[編集] プレイスタイル
208cmの身長はNBAのセンターとしては決して大型とは言えないが、パワーと機動力を兼ね備えたプレイスタイルで得点を量産。ニュータイプセンターと言われる。NBAでの自己最多得点は50得点。(2005年1月2日対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦)
[編集] その他
- 06-07シーズンから背番号を「32」番から「1」番に変更した。
- バスケットボールは15歳から始めた。