ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン
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ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン(あらかると やくしゃとおんがくかのいるれすとらん)は日本の演劇。演出・吉澤耕一、構成・白井晃、台本・高泉淳子、音楽監督・中西俊博。1989年の初演以来、毎年12月の1ヶ月間、東京都の青山円形劇場と大阪府で公演されている。
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[編集] 概略
青山円形劇場の完全円形オープンスペースで360度どの角度からでも楽しめるという特色を生かした演劇である。クリスマスの夜のフレンチレストラン「ア・ラ・カルト」を舞台にしており、訪れた客達が繰り広げるドラマを、単品料理(ア・ラ・カルト)に例えて描いたオムニバス形式の物語である。役者の白井晃、高泉淳子、陰山泰、そしてゲスト出演者1名が様々なキャラクターを演じ、バイオリニスト中西俊博を音楽監督として迎え、バイオリン、ベース、ギター、ピアノなどの生演奏と共に芝居が進行される。
主催はこどもの城。1989年の初演以来、毎年末恒例のロングランを記録し、近年東京・大阪併せ、丸1ヶ月の公演となっている。
レストランを舞台に、男と女の恋愛や家族にまつわる情景のショート・ショートを単品料理に例えつつ綴られて行くが、単なる芝居ではなく、馴染みのキャラクターが登場(来店)し、お馴染みのやり取りをコメディータッチを交えて繰り広げるストーリーや、ショータイムと呼ばれる出演者の違った一面を垣間見せるキャラクターの登場が折りこまれている点も人気の一つと言えよう。
1999年からはゲスト出演者(visitor)が参加することによりストーリー展開の幅が広がった。
舞台がレストランである事にちなみ、協賛企業の協力により夜の部の休憩時間にはワインサービスが慣例になっていたが、2006年12月15日公演より、社会事情(飲酒運転など)を反映し、ソフトドリンクのサービスに切り替わり、ワインは有料制となった。
[編集] 出演者
- 白井晃
- 高泉淳子
- 陰山泰
[編集] ゲスト出演者
Visitorと呼ばれる。
- 1999年 瀧山雪絵
- 2000年 平沢智
- 2001年 大谷亮介
- 2002年 山崎一
- 2003年 羽場裕一
- 2004年 ROLLY(ミュージシャン)
- 2005年 パトリック・ヌジェ(シャンソン歌手、アコーディオン奏者)
- 2006年 石井一孝
[編集] 外部リンク
- 青山劇場・青山円形劇場
- 遊機械オフィス
- a la carte fanclub(ファンサイト)
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