ウォータールー大学

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モットー: Concordia cum veritate (ラテン語: 真実との調和)
設立	1957年
所在地	ウォータールーオンタリオ州、カナダ
スクールカラー	金色・黒・白

ウォータールー大学（英：University of Waterloo) はカナダのオンタリオ州ウォータールー（トロントから約100キロメートル）の位置に所在する公立大学。略称は"UW"、もしくは"Waterloo"。1957年設立。学部生23,729人、院生3,013人、専任教員963人を抱える中規模大学である（2006年秋現在）。

研究系の大学としてよく知られており、MITと比較されることもある。特に数学部と工学部は高校での成績がトップでないと入学できないといわれるほど入学競争が厳しい。コーオプ（Co-op、またはCo-operative education）と呼ばれるインターンシップ制度に類似したプログラムを学部、院で幅広く実施しており、規模としては世界最大である。設立50年でカナダを代表する大学にのし上がったのもコーオプによるところが大きく、マイクロソフトやIBM、RIMなど、IT関連企業やManulife、Bank of Montrealなどの保険、金融関連企業は積極的にコーオプの学生を採用している。コーオプの学生にとってマイクロソフトなどでインターンシップを経験し将来のキャリアに役立てる、ということは大きな魅力であり、そのために競争率が高くなった結果、大学側は優秀な学生を確保することに成功していると言えるだろう。ちなみにマイクロソフト社員の一番の出身大学はウォータールー大学である。

カナダのMaclean'sによる大学ランキングでは過去15年間で13度1位にランクされている。また、世界規模で行われるACM（プログラミングコンテスト）やPutnam（数学コンテスト）ではハーバード大学、プリンストン大学などと共に毎年上位の常連である。

入学者は秀才がそろっており、実際に留学生が入学するためにはトロント大学等と同じTOEFL600点（CBT250点）が最低条件で、なおかつ高校の成績が優秀でなければならない。

2007年現在、設立50周年記念の様々なイベントが行われている。

2005年10月にビル・ゲイツが大学ツアー中、カナダにおいて唯一講演を行った大学となった。