エージェント (マトリックス)
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エージェントは、映画『マトリックス』シリーズに登場する架空の警察組織、およびその組織に所属をしている架空の人物(人間型AIプログラム)の総称。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] エージェントの概要
電脳空間マトリックスの監視や破壊行為の防止のために作られた、人間型AIプログラム、および彼らが所属している警察組織で容姿や装備(服装も含む)はアメリカのシークレットサービスをモデルにしている。
常に3人一組で行動し、現実世界からマトリックスにアクセスしたザイオン軍の人間やエグザイルを抹殺するのが任務である。 パソコンで例えるなら、セキュリティソフト(ワクチンソフト、アンチウィルスソフト)に該当する。
[編集] エージェントの能力
- 格闘技に長けている。そのパンチはコンクリート壁を粉砕する。通常の人間では太刀打ち出来ない。
- パワー、スピード、跳躍力、反射速度など人間を遙かに超える。
- 銃弾を避ける事が出来る。ただし命中させる事は不可能ではない。例えば、ガトリング銃の銃撃を避け切る事は出来ず、超至近距離からの不意打ちも避けられなかった。あくまでもマトリックス内のプログラムである為、限度を超えた能力を持てないからである。
- マトリックスに繋がれた人間(解放されていない人間)を乗っ取ることが出来る。*
- 通常の方法では倒す事が出来ない。倒しても別の人間を乗っ取って復活する。*
(*ちなみにスミスのコピー能力は、*マークが付いている上記の能力の延長線、もしくは強化版と言っていいだろう)
- マトリックスに繋がれた人間の視覚・聴覚を利用する事が出来る。
- 『マトリックス・リローデッド』からは増殖能力を身に付けた(スミスのみ)。
[編集] エージェントの装備
[編集] イヤホン
エージェント達の右耳にハンガー式で掛かっている無線イヤホンはアメリカのシークレットサービスの無線イヤホンをモデルにしており(「アコースティック・チューブ」といい、日本でも同様の物が専門店にて2000円程度で販売されている)、マトリックスシステムを始め、警察の無線などと常に接続されていて、外部からの侵入者またはエグザイルを探し出し、消去する。そして、そのイヤホンは携帯電話の通話を盗聴する機能も内蔵されており、瞬時に敵の居場所を探知することが可能。ちなみに、アニマトリックスの一部シーンでは、イヤホンを左耳に掛けていたエージェントがいた。なお、引退後のスミスはネオにイヤホンをプレゼントしたが、ネオはマトリックスのコードピジョンが見えるため必要なかった。
[編集] スーツ
マトリックスのエージェント達が着用しているスーツは公式サイトによると黒とのことだが、厳密には黒では無く、黒に近い深緑(ただし一作目では、本当に黒スーツを着ている場面もある)である。ちなみに、エージェント引退後のスミスは、黒に近い紺色のスーツを着用していた(全員ネクタイピンが付いていた)。
[編集] 髪型
全員が七三分け、もしくはオールバック(ただしアニマトリックスではスキンヘッドや長髪などにしているエージェントも存在している)。二作目のアップグレードされたエージェント達は髪が短いため、大量の整髪料をつけていた。
[編集] サングラス
一作目のエージェント達のサングラスは、レンズは真四角に近く、耳に掛けるモダンの部分は柔らかく折れにくくなっている。そして、二作目のアップグレートされたエージェント達のものは、一作目のエージェント達のサングラスよりもレンズが少し大きめになっている。なお、エージェント引退後のスミスは、ネオとの対立をイメージさせる為、ネオのものに似たサングラスを着用していた。
[編集] 銃
50AE仕様のデザートイーグルとスペアマガジンを所持。離反後のスミスもデザートイーグルを使用していた。