オルガナイザー
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オルガナイザー(Organizer)とは、直訳すれば「組織化する者」。左翼党派において、大衆を革命の側に獲得する職務を指す。
必須とされる能力は、社交性である。「政策には賛成だが、あの人の言うことだから賛成できない」では職務を遂行できない。「政策には疑問があるが、あの人の言うことだから付いて行ってみよう」とならなければオルガナイザーの素質があるとは言えない。
日本赤軍の重信房子が、逮捕後に警視庁の女性留置場で囚人組合を結成したという。重信房子に人生相談に乗ってもらい、「重信さんに励まされた」と弁護士に手紙を託した覚醒剤常習犯もいたそうだ。
通常であれば、囚人組合など他の囚人から一蹴されるであろうが、それを実現に持ち込む辺りがオルガナイザーである。