オルシェグン・オバサンジョ
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オルシェグン・オバサンジョ(Olusegun Obasanjo)は、ナイジェリアの軍人、政治家。 1937年3月5日ナイジェリアのオグン州アベオクタ市に生まれる。キリスト教徒のヨルバ族である。
- 1958年に陸軍入隊。その後、英国士官学校、英国王立工兵学校、インドなどに留学した。
- 1960年工兵部隊長として、コンゴ国連軍に参加する。
- 1969年、第3海兵司令としてビアフラ戦争でビアフラ軍の降伏受理にあたった。
- 1970年、工兵軍団長。
- 1975年、ゴウォン軍事政権下で、建設住宅大臣を勤める。
ムハメド軍事政権では、最高軍事評議会議員となるが、1976年には、クーデターでムハメド政権を打倒し、最高軍事評議会議長・国家元首・国軍最高司令官を兼ねて最高指導者となる。
- 1979年に民政移管の公約を実行し、自身は退役し農場を経営した。
- 1981年、ユネスコCommission for Peace in the Minds of Men」委員。
- 1985年、南アに関する英連邦有識者会議副議長 として活躍していたが、ババンギダ軍事政権の後に成立したアバチャ軍事政権に対するクーデター未遂容疑で1995年逮捕される。獄中で無実を訴え続け、1998年、アブバカール軍事政権により釈放。
国民民主党(PDP)入党。
なお、オバサンジョは2001年の公式訪問、2003年に開催された第3回アフリカ開発会議(TICAD III)への出席及び2004年11月のAATIC出席等、すでに10回以上の来日歴を有する親日家である。
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カテゴリ: ナイジェリアの政治家 | 1937年生