カビゴン
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カビゴン | |
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全国 プテラ - カビゴン (#143) - フリーザー |
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ジョウト プテラ - カビゴン (#225) - フシギダネ |
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ホウエン プテラ - カビゴン (#298) - フリーザー |
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シンオウ ゴンベ - カビゴン (#113) - アンノーン |
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全般 | |
英語名 | Snorlax |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | ゴンベ |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | いねむりポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 2.1 m |
重さ | 460.0 kg |
特性 | あついしぼう/めんえき |
カビゴンは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
初代としては最も体重の重いポケモンである。1日に食べ物を400kgは食べるという。カビが生えていても気にしないし、腹痛も起こさない。誰かにたとえられる事の多いポケモンだが、当時のスタッフとそのあだ名からうまれたらしい。
[編集] ゲームでのカビゴン
初代ではゲーム中に2箇所で登場する。フィールド上で熟睡して通せんぼをしている状態になっていて、「ポケモンのふえ」をカビゴンのすぐ隣で吹かないと起きない。笛を吹くと寝ぼけて襲ってきて、戦闘になる。カビゴンはサンダーなどの「伝説のポケモン」と同じく1度倒してしまうと「山のほうへ逃げていった」となり、そこには2度と現れなくなる。ゆえに捕まえるチャンスは2度しかない。最初の状態ではセキチクシティに向かう2種類のルートはいずれもカビゴンによって塞がれており、カビゴンを捕まえるか倒すかしないとゲームが進められない。カビゴンは野生の状態(レベル30)で「ねむる」が使えるため、一撃で倒してしまわないように少しずつダメージを与えてもHPを全回復されてしまうことがあり、捕まえるのはかなり難しい。金・銀以降では、ポケギアで流れる「ポケモンのふえ」のメロディが流れるラジオチャンネルに合わせたままカビゴンの前でAボタンを押すとバトル(今作品ではレベル50の1匹しか登場しない)。ちなみに、部屋の模様替えで使われる「カビゴンにんぎょう」は、ディグダの穴の前で寝そべる姿と同じ。
素早さが非常に低くまず先手をとることが出来ないものの、高い攻撃力と耐久性からバトルではかなり強力なポケモンである。カビゴンのわざと言ったら「ねむる」が有名だが、実はさまざまな戦法がとれるポケモンである。じわじわと戦う戦法では、「どくどく」「ねむる」を使うのが一般的。「のろい」でじわじわとこうげきを上げたり、「はらだいこ」で一気にこうげきを上げたりと、攻撃的な戦法も取れる。また、「ねむる」「ねごと」から一撃必殺の「じわれ」につなげるのも強力。
大乱闘スマッシュブラザーズではモンスターボールの中から飛び出し、画面上空から垂直に落下してくる。
[編集] アニメでのカビゴン
ボンカン島の木の実を食い荒らすため、撃退法が練られるが、結局ゲットが考えられた。 特別にプリンに協力してもらい、少し離れたところでサトシがスタンバイ(歌は聞こえない)。 見事にゲット。その後は起きてる時に限ってはかなりの戦力となった。その強さは、 サイドンを「メガトンパンチ」で突き飛ばしてしまうほど。他にも相撲大会に出場した事もある。 ルールは、体重計で出た数値が特定の数値以上の体重なら参加可能という内容だが、カビゴンが乗ると体重計が壊れたため、問答無用で参加する事になった。
[編集] ポケモンカードでのカビゴン
ポケモンカードでの初出は第2弾のポケモンジャングルである。ホログラム入りのレアカードとして登場し、以後にカードとなる際もレアカードの位置づけが多い。
GYMシリーズでは「R団のカビゴン」がホログラムなしのレアカードとして登場し、ニンテンドウ64のキャンペーンではかっこいいポリゴンと共に「くいしんぼカビゴン」のカードがホログラム入りで配布された。また、後者ではたべものカウンターも一緒に配布された。
[編集] 映画でのカビゴン
『ルギア爆誕』でサトシのカビゴンが登場。『ピカチュウたんけんたい』や『ピチューとピカチュウ』でも別固体が登場している。『裂空の訪問者 デオキシス』では野生のゴンベが終盤で進化している。
[編集] その他におけるカビゴン
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではレッドの手持ちポケモンとして登場。