カーム
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性別 | 牡 |
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毛色 | 青鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2000年4月9日 |
死没 | - |
父 | サンデーサイレンス |
母 | フランクアーギュメント |
生産 | ノーザンファーム |
生国 | 日本(北海道早来町) |
馬主 | 岡田美佐子 →佐々木弘文 |
調教師 | 中村均(栗東) →菅原右吉(岩手) |
競走成績 | 30戦14勝 |
獲得賞金 | 757万3千円 |
カームは日本の競走馬。
[編集] 経歴
カームは日本最大の競走馬生産集団である社台グループ傘下のノーザンファームで生まれ、名種牡馬サンデーサイレンスの産駒という良血馬である。2000年のセレクトセールでは3億2千万円という破格の値段でラフィアン代表の岡田繁幸によって落札された。参考として他のサンデーサイレンス産駒の落札価格を挙げると、2001年有馬記念優勝馬のマンハッタンカフェは1億4000万円、三冠馬のディープインパクトは7000万円である。
他のサンデーサイレンス産駒と同じく将来を嘱望されていたが、調教中に右前蹄骨骨折の重傷を負うという不幸に見舞われた。そのまま種牡馬になる予定だったが奇跡的に回復し、2003年7月27日函館競馬場の4レース未勝利でデビューしたが13着に終わった。
中央競馬の3戦では1勝も挙げることもできず、岩手競馬に移籍することとなった。
岩手競馬に移籍したカームは2003年11月24日盛岡競馬場の1レース3歳C2で初勝利を挙げた。その後も高い連対率を誇り、サンデーサイレンス産駒の素質を見せつけた。
初の重賞となった2005年12月31日水沢競馬場の10レース桐花賞では4着となり、このレースで引退することとなった。
カームの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/アウトブリード | |||
父
* サンデーサイレンス 1986 青鹿 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
母
* Franc Argument 1986 黒鹿毛 |
Argument 1977 |
Kautokeino | Relko |
Cranberry | |||
Arantelle | Tapioca | ||
Neputune's Doll | |||
Franca 1976 鹿毛 |
Viceregal | Northern Dancer | |
Victoria Regina | |||
Tudor Gwen | Tudor Melody | ||
Lucky Gwen F-No.11-f |
[編集] 外部リンク
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