キャナルシティ博多
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャナルシティ博多(-はかた)は、福岡市博多区住吉にある、福岡地所株式会社が管理運営する、複合商業施設。
目次 |
[編集] 概要
旧福岡シティ銀行(現西日本シティ銀行)系列の不動産会社福岡地所が、1996年4月に、鐘紡の工場跡地にオープンさせた。 大きく分けて、シアタービル、福岡ワシントンホテル、ビジネスセンタービル、アミューズメントビル、メガストアビル、グランドハイアット福岡の6つのビルから構成されている(グランド・ハイアット・福岡を除く5ビルは、低層階となっている。)。
英語で「運河」を意味する「キャナル(canal)」の名前の通り、施設内に運河が流れている。
[編集] 年表
[編集] テナント
主なテナントとして、シアタービルには劇団四季専用の劇場である福岡シティ劇場、アミューズメントビルにはシネマコンプレックスのユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、フードテーマパークであるラーメンスタジアム2、ゲームセンターのCLUB SEGAなどが入居している。また施設内には、グランド・ハイアット・福岡とキャナルシティ・福岡ワシントンホテルの2ホテルもある。その他にもキャナルシティオーパという専門店街があり、ポケモンセンターフクオカやスタジオジブリ作品を取り扱うどんぐり共和国などが入居している。
[編集] 過去のテナント
- メガストアビルには過去にはダイエー系列のメガバンドールが入居していたが現在は撤退し、その跡にコムサストアなどが入居している。
- 過去には有料で入場しないといけない福岡ジョイポリスというゲームセンターが入居していたが、現在はCLUB SEGAと改名し普通のゲームセンターになっている。
[編集] 今後の計画
- 九州新幹線・鹿児島ルートが博多駅まで全線開業する2011年春の同時開業を目指し、現在のキャナルシティの東側一帯に新たな商業施設を建設し拡張する「第二キャナル」の建設計画が本格化しており、現在地権者との交渉中であるが、一部地権者との交渉が難航している。 また「第二キャナル」入居テナントについては、同じく2011年春に開業予定の「新博多駅ビル」(阪急百貨店が核店舗となる事が決定)とのシナジー効果を前提としていることから、両者がバッティングしないように、駅ビルを所有するJR九州と調整する予定である。
[編集] 交通機関
[編集] 備考
- 施設中央にあるサンプラザステージでは、ほぼ毎日マジックショーや音楽ライブなどの様々なイベントが行われている。
- キャナルシティ博多の近隣は西日本有数の歓楽街・中洲となっており、水商売・風俗やラブホテル街のビル等がすぐ近くに存在することから、施設内からは周囲はほとんど見渡せないような構造になっている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 福岡県の商業施設 | 福岡県の建築物・観光名所 | 福岡市