キャリコM100
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キャリコM100(Calico Model 100)は、アメリカのキャリコ社が開発した短機関銃。
ヘリカルマガジンと呼ばれる特異な弾倉を持ち、通常の銃では弾倉がトリガーの前部や内部にあるのに対し、同銃の弾倉は銃の後方にある。その円筒状弾倉の中には銃弾が螺旋状にストックされており、.22LR弾を50発または100発装填可能である。
しかし、1994年のアサルトウエポン規制法で民間用拳銃の装弾数が10発以下に制限されてしまい、その上警察用や軍用としての需要も少なかったため、商業的には成功しなかった。
[編集] キャリコM950
M100の9mm口径モデルであるが、プラスチック部品が多用されているため軽量化に成功している。通常のM950の装弾数は50発であるが、コンバットモデルと呼ばれる装弾数100発のモデルもある。
[編集] 登場作品
- 『ゴジラvsスペースゴジラ』 :国連Gフォース兵士、結城少佐の対ゴジラ用血液凝固剤「結城スペシャル」用銃器として。
- 『ロボコップ3』 :M950がロボコップの腕に装着されるアームガンの一部として使われている他、敵であるリハッブ隊も使用している。
- 『パラサイト・イヴ』 :ゲーム二作目において、主人公アヤ=ブレアにより使用されている。
- 『バイオハザード CODE:Veronica』 :クレア、クリスが使用。M110の二丁構え。