キン肉マン マッスルグランプリ
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ジャンル | 3D対戦型格闘ゲーム |
対応機種 | SYSTEM256 プレイステーション2 |
開発元 | バンプレスト |
発売元 | バンプレスト(アーケード) バンダイナムコゲームス(PS2) |
人数 | 1~2人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2006年3月15日(アーケード) 2006年7月27日(PS2) |
価格 | 7140円(税込) |
キン肉マン マッスルグランプリは、バンプレスト開発、バンダイナムコゲームス発売の3D対戦型格闘ゲームである。
2006年の春、黄金期の週刊少年ジャンプ作品を高品質でアーケードゲーム化する作品シリーズの一環として登場。2006年7月27日には、プレイステーション2版が定価7140円(税込み)で発売された。
DRAGON GATEとのタイアップも行われる。モーションキャプチャーの参加をしたかは不明。
目次 |
[編集] 概要
漫画『キン肉マン』のストーリーを追体験したり、対戦モードで好きなキャラで闘える。
近年に3作発売されたシリーズ(キン肉マンジェネレーションズ等)とは違い、『鉄拳』等の新作に近い3D格闘アクションになった。 グラフィックも過去一番(顔の表情・服の質感などもリアル的に)通常技の挙動(漫画的に進化)必殺技時のエフェクト等もスムーズとなり、現代のキン肉マンゲームでは最高傑作と名高い。
2Pカラーのキャラクターとしてクロエや、モンゴルマンなどを使用可能。 バトルステージも出来る限り再現、ステージの奥行きが広がった。
PS2版では「7人の悪魔超人」「悪魔6騎士」や、現在連載中の『キン肉マンII世』から多くのキャラクターが追加されたが、そのほとんどが隠しキャラ扱いであり条件を満たさないと使用できない。
またその隠しキャラの出現条件にバグがあり「困難な条件を満たしたにも拘らず隠しキャラが出現しない」事が問題点となっている。
キャラクター決定時のコールボイスはレニー・ハートが担当している。
[編集] シリーズ
- キン肉マン マッスルグランプリ(アーケード)
- 2006年3月15日より稼動中。
- キン肉マン マッスルグランプリMAX(プレイステーション2)
- 2006年7月27日発売。キャラクターの追加などのアレンジが施されている。
- キン肉マン マッスルグランプリ2(アーケード)
- 2007年6月より稼動予定。王位争奪編のキャラが参戦予定。
[編集] 基本操作とシステム
(以下の例はキャラクターが右を向いているときである)
十字キーと(↑と↓で手前・奥移動)。打撃(□)・組み技(△)・必殺技(○)・防御(×)で構成されている。十字キーを二回押すことにより各方向にダッシュ可能。
体力ゲージのほかにテンションゲージ(最高9本)が存在し、必殺技を使用する際には一定のテンションゲージを必要とする。
[編集] 特殊操作や防御法等
- 必殺技
- (十字キー)+○。テンションゲージを必要とする強力な技。追加コマンドにより連続技を繋いでいける技もある。
- 超必殺技
- 特定のコマンド+□+△(キーコンフィグで同時押しに割り当てることも可)。テンションゲージ9本使う超強力な技。各キャラが二つずつ持っている。また相手のテンションゲージを0にする屈辱技を持っているキャラもいる。
- 打撃かわし
- 相手の打撃に合わせ→+×。
- 組み弾き
- 相手の組み技に合わせ←+×。相手を弾き、テンションゲージを1本減らすことが出来る。
- ハンマースルー
- 相手が近くにいるとき←+△。相手をロープに投げ、自分側に跳ね返らせる。
- カウンター投げ技
- ハンマースルーで飛んできた相手を投げる。
- テンションゲージため
- →←+○。○ボタンを押している間その場に立ち止まりテンションゲージをためる。
- 受け身
- 相手に吹き飛ばされた時着地寸前に×。
[編集] クソ力
相手からのダメージを受けて体力が25%以下になり体力ゲージが点滅すると、キャラクターはクソ力を発揮してパワーアップする。操作キャラクター選択時に「クソ力選択」でどのタイプを選ぶか選択できる。ストーリーモードでは決められている。
- 攻撃重視:体力ゲージが青色に点滅。攻撃力が1.4倍になる。
- 防御重視:体力ゲージが緑色に点滅。防御力が1.3倍になる。
- 火事場のクソ力:体力ゲージが赤色に点滅。テンションゲージ増加量が1.5倍になる。
[編集] ゲーム内容
(※以下はプレイステーション2版のみの紹介)
- アーケード
- アーケードと同じようにプレイ。
- バーサス
- 2人用の対戦。
- ストーリー
- 7人の悪魔超人編・黄金のマスク編をフルボイスで完全再現。
- 選択・試合展開によりifもあり、7人の悪魔超人編なら作中登場するパノラマ映画館から、試合会場へ向かう超人を選んで送り出したり、超人同士の問いかけへの反応によって独自の話になる。
- トーナメント
- 様々なトーナメントに参加し、優勝を目指すモード。細かい条件で決められた大会があり、特定の大会で優勝すると隠しキャラと戦えるシークレットマッチが行われる場合もある。
- チャレンジトーナメント
- 4人で参加するトーナメント。
- マッスルトーナメント
- 8人で参加するトーナメント。
- アルティメットトーナメント
- 16人で参加するトーナメント。
- 団体戦
- 5VS5(対戦、1PVSCPU、CPUVS2P、観戦)の団体戦で闘うモード。
- サバイバル
- 1Pで現れる相手を次々と倒していくモード。勝利数によりサバイバルゲージが増加し、その量によって隠しキャラクターが使用できるようになる時がある。
- オプション
- 難易度やコントローラ配置ダメージ設定等の変更が出来る。
[編集] 登場キャラ
()内は2Pカラー
[編集] 『キン肉マン マッスルグランプリ』登場キャラ
全16名。
- キン肉マン(キン肉族の戦闘スタイル)
- テリーマン(2代目キン肉マングレート)
- ロビンマスク(アニメカラー)
- ウォーズマン(クロエ)
- ラーメンマン(モンゴルマン)
- ブロッケンJr.(アニメカラー)
- ウルフマン(マワシが黒)
- バッファローマン(サタンに支配されたVer.)
- アシュラマン(夢の超人タッグ編以降Ver.&原作カラー)
- サンシャイン(夢の超人タッグ編Ver.(ニューサンシャイン))
- ザ・ニンジャ(アニメカラー)
- ペンタゴン(体が黒)
- キン肉万太郎(超人オリンピック編のコスチューム)
- ケビンマスク(マスク・鎧が黒)
- 下記の2人は後に追加されたキャラ。
- ベンキマン(ベンキーマン(名称はベンキマンのまま))
- 悪魔将軍(ゴールドマン)
[編集] 『キン肉マン マッスルグランプリMAX』登場キャラ
上記の16人+17人の全33人。
- ジェロニモ(原作カラー)
- ステカセキング(アニメVer)
- ブラックホール(キン肉マン マッスルジェネレーションズの2Pカラー)
- ザ・魔雲天(胴着が青)
- ミスターカーメン(アニメカラー)
- アトランティス(ネイビーブルー)
- スプリングマン(体が金色)
- スニゲーター(茶色)
- プラネットマン(アニメカラー)
- ジャンクマン(アニメカラー)
- テリー・ザ・キッド(究極の超人タッグ編のコスチューム)
- ジェイド(ヘルメットなし)
- スカーフェイス(オーバーボディ)
- チェックメイト(服が黒基調)
- イリューヒン(体の色が水色基調)
- バリアフリーマン(オムツが黄色)
- キン肉マンソルジャー(アニメカラー)
[編集] 『キン肉マン マッスルグランプリ2』登場キャラ
上記の33人+αの全?人
- キン肉マンスーパー・フェニックス
- キン肉マンゼブラ
- キン肉マンマリポーサ
- キン肉マンビッグボディ
- ネプチューンマン
- ビッグ・ザ・武道
[編集] 主題歌・挿入歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 『キン肉マンGo Fight!』(歌:串田アキラ/作詞:森雪之丞/作曲:芹澤廣明/編曲:川上了)
- 挿入歌
[編集] 予約特典
- ミート君貯金箱
- 今までのグッズに無い切り口で愛らしく立体化。
[編集] 外部リンク
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