コア部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
幕僚機関 |
---|
陸上幕僚監部 |
主要部隊 |
北部方面隊 |
東北方面隊 |
東部方面隊 |
中部方面隊 |
西部方面隊 |
中央即応集団 |
師団等一覧 |
連隊等一覧 |
主要機関 |
陸自幹部学校 |
陸自幹候学校 |
陸自研究本部 |
陸自補給統制本部 |
その他 |
陸自の駐屯地一覧 |
陸自の装備品一覧 |
陸自の演習場一覧 |
コア部隊(こあぶたい)とは、陸上自衛隊の部隊編成上、即応予備自衛官を主体とする部隊のことである。コア部隊の2割が常備自衛官で残りの8割が即応予備自衛官で構成される。
目次 |
[編集] 概要
編成としては、師団・旅団の普通科連隊のうちの1個連隊を基幹部隊として、有事の際には事前または事後に招集され、同一の師団・旅団の各職種部隊と協同し(普通科以外からも即応予備自衛官が在隊している部隊がある。)、現役部隊と供に第一線の任務に就くを目的に設立された。
[編集] 改編
これまでは、即応予備自衛官は、第一線の師団・旅団の隷下にあったが、現役部隊の即応性をより一層充実させるため、予備自衛官や各種教育の学生と供に方面総監直轄の混成団の隷下に配することにより、運用上の効率化・合理化を図ることになった。この施策に伴い、即応予備自衛官の定員は平成16年度9,000名に、平成17年度15,000名まで拡充されることとなったが、平成18年度防衛大綱において7,000名にまで削減される事となった。
[編集] コア部隊一覧
連隊全部がコア部隊である連隊としては次のものがある。
- 第73戦車連隊:第7師団隷下
- 第38普通科連隊:東北方面混成団隷下
- 第31普通科連隊:第1師団隷下
- 第48普通科連隊:第12旅団隷下
- 第49普通科連隊:第10師団隷下
- 第47普通科連隊:第13旅団隷下
- 第19普通科連隊:第4師団隷下
- 第24普通科連隊:第8師団隷下