コナミのピンポン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『コナミのピンポン』(KONAMI's PING PONG)はコナミから1985年に発売された卓球をモチーフにしたコンピュータゲーム。タイトル画面と観客席にはけっきょく南極大冒険のペンギンが登場している。MSXとアーケードでほぼ同時期に発売された。
プレイヤーは手首とラケットのみが表示され、その他の部分は全て省略されている。ボールの軌道や効果音などはPSGながら性能の限られた当時のハード上でリアルに再現されている。また、ラケットの左右移動は自由に行われるため、タイミングさえ合えば比較的簡単にラリーの応酬が続けられる。上手くスマッシュが決まると拍手や口笛が飛ぶ。地味ながら、上手く作られた卓球ゲーム。2人プレイも可能。
ファミコンディスクシステムには「スマッシュピンポン」とタイトルを変更して移植された(開発はコナミだが、発売元は任天堂)。タイトルのペンギンはディスくん(ディスクカードのマスコットキャラ)に、観客席のペンギンはドンキーコングに変更されている。また、ゲーム中にディスくんのダンスが見られる。
プレイステーション、セガサターンで発売され、プレイステーション・ポータブル用のゲームアーカイブスで配信された「コナミアンティークスMSXコレクション」にも収録されている。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 卓球ゲーム | 1985年のコンピュータゲーム | コナミのゲームソフト | MSX/MSX2用ソフト | アーケードゲーム