コードギアスシリーズの機動兵器一覧
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コードギアスシリーズの機動兵器一覧(コードギアスシリーズのきどうへいきいちらん)では、テレビアニメ作品『コードギアス 反逆のルルーシュ』及び漫画作品『コードギアス 反攻のスザク』『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』に登場する架空の機動兵器について記述する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ナイトメアフレーム
[編集] 概要
ブリタニア軍による日本侵攻の際、本土決戦に於いて実戦初投入を果たした人型自在戦闘装甲騎。全高約5mと小柄に出来ており、主に市街地戦闘向けの機能が盛り込まれている。
綴りは悪夢を意味する"Nightmare"では無く、「騎士の馬(牝馬[1])」たる"KnightMare"と、「機体」たる"Frame"を掛け合わせたもので、頭文字からの略称は"KMF"。劇中では単に『ナイトメア』とも呼ばれる。
ナイトメアフレームは系統の異なる二つの技術をベースに開発された。一つは軍用二足歩行兵器「ナイトメア」であり、もう一つはアッシュフォード財団の後援で福祉用途に開発された民生用機「フレーム」である。その二つを統合した結果、「ナイトメアフレーム」の名称が誕生した。ブリタニア製ナイトメアフレームには開発段階に応じて世代が区分されており、現在第七世代まで開発されているが、第二世代以前と、第六世代KMFは登場していない。
特徴としては、情報収集用カメラ「ファクトスフィア」、地上での高速移動の他、建造物の間もよじ登る事が可能なホイール「ランドスピナー」、ワイヤー式アンカー「スラッシュハーケン」が挙げられる。背部から胸部にかけては、脱出機構を備えた独特のコクピット[2]を持ち、搭乗者は背中から乗り込む。また、損傷部位はパイロットによる任意のパージが可能。これを応用して、腕部や脚部のパージ時に敵へ向けて射出するという奇襲的な攻撃を行う場面も見受けられる。動力は「ユグドラシルドライブ」で、「エナジーフィラー」というエネルギーパックを使用し、切れたらこれを交換して補充する。基本的な操縦は簡単で、量産機を移動・発砲させる位なら訓練していない人でも可能らしい。
- 第一世代KMF
- 当時のブリタニアでは緊急時に脱出する際、コックピットに二つの脚をつけた物が研究されており、それを「第一世代KMF」と分類している。あくまで脱出用の機能であり、戦闘に関しては考慮されていなかった。
- 第二世代KMF
- 兵器とは到底呼べなかった第一世代KMFから、軍事方面と福祉方面の両方からアプローチされ、開発が進められた世代。
- 第三世代KMF
- 戦闘作戦行動を行うための実験機として開発された世代。機動力と兵器を保持した運用を開発目標とされた。開発の結果、動力源の出力を上げるサクラダイトの戦略的価値が高まる事となる。なお、実戦には投入されていない。DVD2巻特典のピクチャードラマによると「イオのシリーズ」というのも存在している。
- 第四世代KMF
- 第三世代KMFの代表機体であるガニメデの開発とほぼ同時期に行われた「実戦での実用化」を目指して開発された世代のKMF。中でもグラスゴーは、世界で始めて実戦に投入されたKMFである。またグラスゴーを改良したKMFも第四世代に分類される。
- 第五世代KMF
- 他国のKMF開発を警戒し、対通常兵器としてのコンセプトが念頭にあった第四世代から更に技術を進めてKMF同士の戦闘を意識した世代。現在、ブリタニアの主力量産機の世代である。
- 第六世代KMF
- 第五世代KMFの量産以降、多数の試作機が開発されたが、サザーランドとグロースターの完成度が非常に高い事もあってか、第六世代KMFとされるKMFは正式に採用されておらず幻の機体となった。
- 第七世代KMF
- 旧式のKMFを遥かに上回る機動力と戦闘力を誇り、単機で戦局を変えるほどの性能を誇る。まだ実験機の段階で量産はされていない。
[編集] 機種
[編集] ブリタニア製KMF
[編集] 第三世代KMF
ガニメデ Ganymede |
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形式番号 | なし |
分類 | 第三世代KMF |
所属 | ブリタニア |
開発 | アッシュフォード財団 |
生産形態 | 実験機 |
全高 | 4m程度 |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | マリアンヌ ルルーシュ スザク |
- ガニメデ
-
- 概要
- アッシュフォード財団の主導で開発が行われた実験機。開発にはニーナの祖父も関わっている。首が無く、その位置に剥き出しのコクピットがあるが、それを除けば実戦配備されてもおかしくないほど整ったデザインをしている。ルルーシュとナナリーの実母、マリアンヌが搭乗していた。マリアンヌが死んだ事もあって、結局正式採用されず試作のまま幻のKMFとなり、開発情報にはロイドでも知らない部分がある。現在は基本フレームのみ青い塗色でアッシュフォード学園に保存されており、学園祭の巨大ピザ作りの為に引っ張り出される。昨年まではルルーシュが操縦したが、今年はスザクが操縦。由来はガニメデ。
[編集] 第四世代KMF
グラスゴー Glasgow |
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形式番号 | RPI-11 |
分類 | 第四世代KMF |
所属 | ブリタニア 日本(鹵獲) |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4.24m |
全備重量 | 7350kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | カレン 一般兵 |
固定武装 | スタントンファ×2 スタンガン(手首部) 内蔵式対人機銃×1 |
携帯火器 | アサルトライフル×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 プロテクター(手首部) |
- グラスゴー
ポートマン Portman |
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分類 | 第四世代KMF |
所属 | ブリタニア 海兵騎士団 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4m程度 |
推進機関 | ランドスピナー 水中用推進器 |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | ユーフェミア 一般兵 |
武装 | 魚雷 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 |
- ポートマン
-
- 概要
- 水中での戦闘に対応した水陸両用型KMFで海兵騎士団に配備されている。マニュピレータは通常のKMFとは違い、三本の爪のような形状。また、ランドスピナーも通常より小さい。水中移動用の推進装置を両肩に装備している。
[編集] 第五世代KMF
サザーランド Sutherland |
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形式番号 | RPI-13 |
分類 | 第五世代KMF |
所属 | ブリタニア |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4.39m |
全備重量 | 7480kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | 純血派メンバー 一般兵 |
固定武装 | スタントンファ×2 スタンガン(手首部) 内蔵式対人機銃×1 ケイオス爆雷[3] |
携帯火器 | アサルトライフル×1 対ナイトメア戦闘用 大型ランス |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 プロテクター(手首部) |
- サザーランド
グロースター Gloucester |
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形式番号 | RPI-209 |
分類 | 第五世代KMF |
所属 | ブリタニア コーネリア親衛隊 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4.29m |
全備重量 | 7750kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | ダールトン ギルフォード コーネリア親衛隊員 |
固定武装 | 内蔵式対人機銃×1 ロケットランチャー×1 ケイオス爆雷[3] |
携帯火器 | アサルトライフル×1 対ナイトメア戦闘用 大型ランス |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 |
コーネリア専用機 | |
形式番号 | RPI-00/SC |
全高 | 4.84m |
全備重量 | 7850kg |
主な搭乗者 | コーネリア |
固定武装 | なし |
携帯火器 | アサルトライフル×1 対ナイトメア戦闘用 大型ランス |
- グロースター(量産機)
-
- 概要
- コーネリアの親衛隊が使用する最新型KMF。サザーランドの発展型で、KMFとの近接戦闘用に格闘性能を向上させている。ダールトンとギルフォードの機体は赤紫系、他の機体は青紫系の塗装が施されている。グランストンナイツ使用機には量産型と同じカラーリングに肩パーツ・ファクトスフィアセンサー部・耳がブルーで塗装されている。
- 主武装のランスはサザーランドのものと形状が違う上、銀色ではなく金色に彩色されている。また、サザーランド同様大型キャノンも用意されている他、グランストンナイツ使用機にはミサイルランチャーのようなものが背部に装備されている。その他には、背中にマントを羽織っている。由来はイングランド南西部のグロスターシャー州。
- グロースター(コーネリア専用機)
-
- 概要
- 量産機とは細部が異なり、白いマントで頭部に2本の大きな角を持つ他、フロントアーマーも形状が多少異なり、紋章が付いている。
[編集] 第七世代KMF
ランスロット Lancelot |
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形式番号 | Z-01 |
分類 | 第七世代KMF |
所属 | ブリタニア 特別派遣嚮導技術部 |
開発 | ロイド他 |
生産形態 | 実験機 |
全高 | 4.49m |
全備重量 | 6890kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | スザク |
固定武装 | メーザーバイブレーション ソード[4]×2 |
携帯火器 | ヴァリス[5] (可変弾薬 反発衝撃砲)×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×4 |
- ランスロット
-
- 概要
- 特別派遣嚮導技術部のロイドが中心となって開発したスザクの搭乗機。「デヴァイサー」と呼ばれる特別な人間しか操縦できない。
- ユグドラシルドライブの核「コアルミナス」と、機体の各所に使われているサクラダイト比率が高く、それによって得られた高出力により、従来のKMFを大きく凌駕する運動性能を持つ。また、通常は頭部に1基のファクトスフィアを、胸部に2基搭載している。装備は、機体を牽引するだけでなく持ち上げ、跳躍すら可能にする強化型スラッシュハーケン。ブースターが搭載されているので、直進だけでなく左右に曲がらせる事も可能。また、ハーケン部を突き出して繰り出す手刀により敵機を破壊する事も可能。他には、両腕の磁気バリア、高周波振動で鉄をも両断するMVS、弾薬の反発力を制御できるライフル(VARIS)、悪路を高速移動する為のサンドボード、フロートシステムによる飛行を可能にするフロートアタッチメント(飛行ユニット)がある。ただし、実験機のため脱出装置は搭載されておらず、飛行ユニットもエナジー消費が激しい。由来はアーサー王物語やアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人ランスロット。
ガウェイン Gawain |
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形式番号 | IFX-V301 |
分類 | おそらく第七世代KMF |
所属 | ブリタニア→黒の騎士団 |
生産形態 | 実験機 |
全高 | 6.57m |
全備重量 | 14570kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 2人(1人でも操縦可) |
主な搭乗者 | ゼロ C.C. |
武装 | ハドロン砲×2 |
特殊装備 | ワイヤーカッター式 スラッシュハーケン×10 ドルイドシステム |
- ガウェイン
-
- 概要
- 全高はサザーランドの1.5倍ほどの大型KMF。シュナイゼルが遺跡調査の為に持ち込んだ実験機であったが、ゼロに奪取されラクシャータの技術力により完成した。またロイドのフロートシステムとラクシャータのゲフィオンディスターバーの応用技術が混ざった唯一の機体である。
- 電子解析システムの「ドルイドシステム」を搭載し、両肩に強力な「ハドロン砲」を固定装備する。従来のKMFの主装備であるファクトスフィア、脱出機構の有無は不明。両手の十指がスラッシュハーケンになっており、切断能力を持ったワイヤー部分で敵機のコックピットを傷つけずに武装解除させることが出来る。フロートシステムによる飛行を移動手段の主とするが、脚部に収納された大型のランドスピナーを展開する事で陸上での高速移動も可能。飛行能力が有るも、縦横無尽な軌道を得意とするランスロットのような高速接近戦よりも、中空にホバリングした状態での高射砲台・指揮官機としての運用を前提に設計されている。二人乗りのKMFだが、一人だけでも操縦可能。操縦は前席にてC.C.が行い、指揮及び各種武装の管理は後席でゼロが行う。名前の由来はランスロットと同じくアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人ガウェイン。
[編集] 日本製KMF
[編集] コピーKMF(第四世代相当)
無頼 | |
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形式番号 | Type-10R |
分類 | 第四世代KMF |
所属 | 日本解放戦線 黒の騎士団 |
生産形態 | コピー量産機 |
全高 | 4.56m |
全備重量 | 7530kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | カレン ゼロ 日本解放戦線兵 黒の騎士団員等 |
固定武装 | スタントンファ×2 スタンガン(手首部) 内蔵式対人機銃×1 |
携帯火器 | アサルトライフル×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 プロテクター(手首部) |
- 無頼(ぶらい)
-
- 概要
- グラスゴーを日本側がコピーしたKMF。基本設計やスペックはグラスゴーと同等。黒の騎士団一般用(紫)、日本解放戦線一般用(深緑)の2種に加え、角のついたゼロ専用機が存在する。
無頼改 | |
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形式番号 | Type-1R |
分類 | 第四世代KMF |
所属 | 日本解放戦線 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4.37m |
全備重量 | 7480kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | 藤堂(指揮官型) 四聖剣(量産型) |
固定武装 | スタントンファ×2 スタンガン(手首部) |
携帯火器 | 対ナイトメア戦闘用日本刀 (ヒノカグツチ)×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×2 プロテクター(手首部) |
- 無頼改(ぶらい かい)
-
- 概要
- 無頼の改良型。指揮官機は白を基調としている。出力を強化している他、刃がチェーンソー状の日本刀を装備している。キョウトから日本解放戦線へ供与され、藤堂が指揮官機を、四聖剣が量産機を一度だけ使用。設計上は第四世代KMFの強化改良型だが、パイロットの技量と相まって第五世代KMFと互角の戦闘能力を持つ。
[編集] オリジナルKMF(第七世代相当)
紅蓮弐式 | |
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形式番号 | Type-02 |
分類 | 第七世代KMF相当 |
所属 | 黒の騎士団 |
開発 | ラクシャータ他 |
生産形態 | 実験機 |
全高 | 4.51m |
全備重量 | 7510kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | カレン |
武装 | 輻射波動 十手ナイフ×1 小型キャノン×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×1 チャフスモーク |
- 紅蓮弐式(ぐれん にしき)
-
- 概要
- 日本初のオリジナルKMF。ラクシャータを中心にキョウトの反帝国グループが開発した。第七世代KMFに相当する性能を誇り、運動性能はサザーランドの1.6倍とランスロットに匹敵する。
- ブリタニア製KMFとは設計思想が異なり、ファクトスフィアを搭載しておらず、スラッシュハーケンも従来のものとは形状が異なり、発射時にはキューブ状の先端が上下に開く。チャフスモークとはレーダー妨害片のチャフと視界効果用のスモークを同時にばら撒く撤退用撹乱装備。全体的に流線型で怪物然とした外観と、大きな爪状になった右手が特徴。右腕は伸縮機構を備えている。なお、コクピットではオートバイのように前傾姿勢で操縦する。脱出機構の有無は不明。1機がキョウトより黒の騎士団へと供与され、カレンが搭乗する。
- 最大の武器は、右腕の掌部から放射・照射する「輻射波動」。高周波を短いサイクルで直接対象物に照射することで、膨大な熱量を発生させて爆発・膨張等を引き起こし、KMFの装甲でも内部から破壊可能。また、掴んだ機体を破壊するだけではなく、あらゆる攻撃を防ぎ、敵KMFの武器を破壊する為に用いる事も可能となっている。なお、この輻射波動のエネルギーは、主動力から独立した機構内部の専用カートリッジから供給される。
月下 | |
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形式番号 | Type-3F |
分類 | 第七世代KMF相当 |
所属 | 黒の騎士団 |
開発 | ラクシャータ他 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 4.45m |
全備重量 | 7920kg |
推進機関 | ランドスピナー |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
MMI | ディスプレイ 操縦桿 ペダル |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | 藤堂(指揮官型) 四聖剣(量産型) |
固定武装 | メーザーバイブレーション ソード[4]×1 小型キャノン×1 |
携帯火器 | 対ナイトメア戦闘用日本刀 (制動刀)×1 |
特殊装備 | スラッシュハーケン×1 チャフスモーク |
- 月下(げっか)
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- 概要
- 日本オリジナルのKMF。ラクシャータを中心にキョウトの反帝国グループが開発した。紅蓮弐式の量産型であり、第七世代KMFに相当する機動性を誇る。
- メインフレームは紅蓮弐式とほぼ同じ仕様で、相違点は頭部、輻射波動機構が省略され汎用性が高くなった通常型の右腕、固定式からアタッチメント式に改良された速射砲を装備する左腕等。スラッシュハーケンの形状も紅蓮弐式と同様で、ワイヤー部分でサザーランドを腰から両断するなどの芸も見せている。また、指揮官機の持つ刀には推進機構が設けられており、ランドスピナーとの併用でより高速での移動が可能になる。脱出機構の有無は不明。指揮官用として二房の髪の毛状の飾りが追加された黒の機体1機と、灰銀色の量産型4機がキョウトより黒の騎士団へと供与され、指揮官機に藤堂、量産型に四聖剣が搭乗する。初陣では内蔵武器との連動が甘かったらしく、ラクシャータ曰く「キョウトの爺ちゃんたちがいいパーツを回してくれなかった」らしい。
[編集] その他KMF
ガン・ルゥ | |
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分類 | KMF |
所属 | 中華連邦 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 5m程度 |
動力源 | ユグドラシルドライブ |
燃料 | エナジーフィラー |
武装 | 固定式マシンガン×2 固定式キャノン×2 |
- ガン・ルゥ
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- 概要
- 中華連邦のKMF。1対の固定武装のアーム、1対のマニピュレーターの計4本の腕を持つ。足は鳥足で尻尾を持ち、三輪仕様になっている為安定性に優れている。
[編集] メカ
バミデス | |
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分類 | 戦闘車両 |
所属 | 名称不明(後のエリア18) |
全高 | 10m程度 |
推進機関 | ホバー |
乗員人数 | 3人以上 |
武装 | 主砲×1 副砲×1 ミサイルポッド×2 |
- バミデス
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- 概要
- 後にエリア18とされた地域で使われていた戦闘車両。砂漠地帯向けの移動手段として、車輪ではなくホバー方式を採用している。ブリタニア軍戦車部隊を圧倒したが、コーネリア親衛隊に歯が立たず全滅する。
アヴァロン Avalon |
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分類 | 空中要塞 |
所属 | ブリタニア |
開発 | ロイド他 |
全長 | 100m程度 |
全幅 | 100m程度 |
推進機関 | フロートシステム |
乗員人数 | 3人以上 |
武装 | 主砲 |
特殊装備 | エネルギーシールド |
- アヴァロン
[編集] 漫画版に登場する機動兵器
[編集] 反攻のスザクの強化歩兵スーツ
- アニメとは違う展開で進む漫画版「反攻のスザク」では、人型自在戦闘装甲騎としてのナイトメアフレームは登場しない代わりに強化歩兵スーツが登場する。
- ランスロット
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- 概要
- アニメ「反逆のルルーシュ」とはパラレルワールドで展開される「反攻のスザク」では、スザクは「“人型自在戦闘装甲騎”としてのランスロット」に搭乗するのではなく「“試作強化歩兵スーツ”としてのランスロット」を装着する。開発者はロイド。
- 視神経から脳に特殊な信号を送り、人間の運動能力を飛躍的に向上させられる「ナイトメアシステム」を搭載している事が特徴。ただし、人を選ぶシステムであり、現状ではスザクにしか扱えない。
- なお作画者の公式サイトによると、サンライズ内では特撮ヒーローを連想させるそのスタイルからか「ランスロット仮面」という愛称で呼ばれているらしい[1]。
- またアニメ版21話でも、学園祭において今作のランスロットをモチーフにした着ぐるみが一瞬だけ登場した。
[編集] ナイトメア・オブ・ナナリーのナイトメアフレーム
- アニメとは違う展開で進む漫画版「ナイトメア・オブ・ナナリー」では、三作品ある漫画版において唯一、人型自在戦闘装甲騎としてのナイトメアフレームが登場するが、本作のみ登場するKMFも多数存在する。またアニメに登場したKMFも多数登場する。
- またギアス能力者(本作では「ギアス・ユーザー」と呼ばれる)が多数登場するため、ギアス能力を生かした機体も多い。
ナナリーのナイトメア 不明 |
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推進機関 | 不明 |
動力源 | 不明 |
燃料 | 不明 |
MMI | 不明 |
乗員人数 | 1人 |
主な搭乗者 | ナナリー(ネモ) |
武装 | 太刀 |
特殊装備 | ブロンドナイフ |
- ナナリーのナイトメア(正式名称不明)
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- 概要
- ネモがナナリーから心の闇をもらう代わりに、未来線を読むギアスと共に渡した異形のナイトメア。ジェレミア曰く、機動時は通常のナイトメアの50倍以上のゲインを誇る。
- 圧倒的な機動力に加え、ナナリーのギアスもあり、単機でクロヴィス親衛隊を壊滅させるほどの戦力を持つ。一般的なナイトメアに装備されている「スラッシュハーケン」の代わりに「ブロンドナイフ」というワイヤーアンカーが装備され、巨大な太刀を主武装としている。
[編集] 脚注
- ^ "Nightmare"に引っ掛ける為か、牡馬("Horse")では無い。
- ^ 脱出機構は一般的な戦闘機の射出座席とは異なり、コクピット全体が機体から切り離されて射出し、パラシュートによって着地するモジュール式脱出機構を採用する。手動操作による起動だけでなく、機体に深刻な損傷が発生した際には自動でも起動するが、状況によっては機構そのものに異常が発生し、手動・自動問わず作動しない場合がある。また、起動時の機体の体勢によっては地面に激突するなど、充分に機能しない場合もある。
- ^ a b 手榴弾のように投げると、回転しながら四方八方に弾丸をまき散らす兵器。投げた本人も攻撃を食らう危険性のある兵器でもある。
- ^ a b MVS:Maser Vibration Sword
- ^ VARIS:Variable Ammunition Repulsion Impact Spitfire
[編集] 関連項目
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