サドルバッグ
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サドルバッグ, saddlebag (シートバッグ, seat bag )は、自転車、馬術用語で、元々は乗馬の際に馬の鞍の前後左右の任意な位置に付随させるバッグのこと。
[編集] 馬術
馬具メーカーだったエルメスのケリーバッグは、元々このタイプのサドルバッグ。
主に:
鞍前部に付けるタイプ:ポメル・バッグ(Pommel bag)、鞍後部に付けるタイプ:サドルバッグ、左右にたらすタイプ:パニア, pannier
がある。
[編集] 自転車
自転車の場合、主にロードバイク・MTB などの、スポーツ自転車に用いられ、サドル後部に付けるバッグを指す。通常、修理用具(チューブ、パンク修理キット、工具など)や、救急医療キットなどを運搬する。
容量は様々で、小さいものは ウェッジ(意味:くさび、seat bags, wedge packs, seat packs)。サドルバッグ は、比較的大きいものも含めで、一般的な呼称で使用される。
リカンベント自転車は大きな座席を擁するため、専用の荷物入れが装着できる。