サバ州
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サバ州(ラテン文字:Sabah、ジャウィ:صباح)は、マレーシアの行政区画(州)の一つで、ボルネオ島東部、ブルネイに隣接している。中国式には「沙巴」と表す。
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[編集] 地理
- 面積:約75,000平方キロメートル
- 人口:約245万人
- 州都:コタキナバル (Kota Kinabalu)
- 主要都市:サンダカン (Sandakan) 、タワウ (Tawau) など。
- 民族構成:カダザン族など先住民族が多い。また中国系もいる。
州の大半がジャングルに覆われており、世界遺産にも登録されたキナバル国立公園や東南アジア最高峰のキナバル山(標高4101m)もこのサバ州にある。なお、キナバル山は、州の旗にも描かれている。
一方で州都のコタキナバルの周辺には、大規模なビーチリゾートが開発されている。
[編集] 行政区域
サバ州は5つの広域行政地域 (division) に分けられる。以下、その地域に含まれる代表的な都市とともに挙げる。
- West coast division 西岸部。コタキナバル、トゥアラン、ラナウ、コタ・ブルッなど
- Interior division 南西部。ケニンガウ、タワウ、ボーフォートなど
- Kudat division 北部。クダッなど
- Sandakan division 北東部。サンダカン、テルピッなど
- Tawau division 南東部。タワウ、ラハ・ダトゥ、センポルナなど
なお、地理的に近い位置にあるラブアン島は連邦直轄区となっている。
[編集] 交通
[編集] 陸運
[編集] 空運
- コタキナバル国際空港(BKI)
- タワウ空港(TWU)
- サンダカン空港(SDK)