サンド (ポケモン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンド | |
---|---|
全国 ライチュウ - サンド (#027) - サンドパン |
|
ジョウト トゲチック - サンド (#048) - サンドパン |
|
ホウエン ブーピッグ - サンド (#112) - サンドパン |
|
全般 | |
英語名 | Sandshrew |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | サンドパン |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | ねずみポケモン |
タイプ | じめん |
高さ | 0.6 m |
重さ | 12.0 kg |
特性 | すながくれ |
サンドは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
ねずみポケモンというが、どちらかというとアルマジロのような形をしたポケモン。砂漠地帯に生息し、砂に潜って眠る。 冷える朝、目を覚ますと皮膚の表面に水滴が付く。 丸くなった状態で高所から落ちても、ボールのようにバウンドし、怪我一つしない。
サンドとは砂の意味がありスナネズミという動物も実在する。スナネズミは砂漠に住むために非常に水分の摂取効率がよく、サンドも同様に少ない水で生きていく事が出来る。
[編集] 名称
名前の由来は英語で「砂」を意味する"sand"(サンド)から。 英語では"Sandshrew"といい、"shrew"はジネズミの事である。ドイツ語でも同じく砂を意味する"Sand"の入った"Sandan"、フランス語ではやはり砂を意味する"Sable"に指小辞"-ette"がついた"Sablette"。 中国語ではセンザンコウ(穿山甲)とネズミ(鼠)を合わせた「穿山鼠」(普通語/漢語ピン音:Chuānshānshǔ、広東語/改Yale式:Chyun1saan1syu2)。 韓国語では「모래두지」(Moraeduji)といい、「모래」(morae)は砂を意味する。
[編集] ゲームでのサンド
アドバンス以降のバージョンでの特性は「すながくれ」で、天気が砂嵐だと回避率が上がる。また、「ポケットモンスター 赤」では野生のサンドが登場しない。
以下余談であるが、ポケットモンスター ピカチュウではゲーム中に登場する「たんパンこぞう」の1人が所持しているサンドが「じわれ」を覚えている。「100連勝を目指す」という台詞からも、これは下記のアキラのサンドを踏襲したものと思われる。
[編集] アニメでのサンド
第8話で初登場。非公式のジムリーダー・アキラのポケモン。「きょうせいギプス」を着けて丸くなってしまったピカチュウと、それを真似したサンドをロケット団が見て、間違えてサンドをさらってしまうシーンがあった。この事で「ザコには用はない」とサンドを貶されたアキラはロケット団とバトルし、空中で体を回転させ、爪で地面を一突きした衝撃で発生させる「じわれ」で撃退。
コラッタ3匹が丸くなったサンドをパスしあうのを見たサトシがいじめと勘違いし、「サンドをサンドバッグにする気か!」というボケに対してピカチュウが座布団を差し出すシーンもあった。現在はアキラと共に旅に出ている。
[編集] ポケモンカードでのサンド
[編集] 映画でのサンド
短編映画『ピカチュウドキドキかくれんぼ』では、黄土色のレンガの屋敷に隠れ、背中の模様でカモフラージュをするも、ピカチュウに見つかってしまう。