スコット・ローレン

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スコット・ローレン（Scott Bruce Rolen , 1975年 4月4日 - ）はアメリカ合衆国インディアナ州ジャスパー出身のメジャーリーグ、セントルイス・カージナルス所属の内野手（三塁手）。右投右打。

[編集] 経歴

1993年ドラフト2位でフィラデルフィア・フィリーズに入団。入団直後からパワフルな打撃と華麗な三塁守備でマイク・シュミットⅡ世と言われるようになる。1996年、2Aで開幕を迎えたものの、6月には3Aへ。8月1日には念願のメジャーデビューを果たす。メジャー初本塁打は8月21日のロサンゼルス・ドジャース戦で野茂英雄から。しかも1試合2本塁打を記録した。9月7日のシカゴ・カブス戦で死球を受け、骨折。そのままシーズンを終えたが、この年の打数は130。ギリギリで新人王資格を有して臨んだ1997年は156試合で打率.283、21本塁打、92打点で見事新人王に輝いた。翌1998年も打率.290、31本塁打、110打点を記録。しかしその後は度重なる怪我やラリー・ボーワ監督との確執もあり、思うような成績を残せず、2002年途中にカージナルスへ移籍。2004年には開幕から2ヶ月で53打点をマークするなど、いずれも自己最高の打率.314、34本塁打、124打点でジム・エドモンズ、アルバート・プーホルスと“3割・30本塁打・110打点トリオ”としてリーグ優勝に貢献。2005年は左肩などを痛め2度の手術を経験。オールスターも辞退するなど56試合出場に留まったが、2006年は復活。初の世界一の美酒を味わった。

[編集] 特筆すべき点

7度（2006年終了時点）のゴールドグラブ賞を誇る三塁守備は、守備範囲、肩、打球反応の全てにおいてメジャー屈指の守備力と評価され、三塁守備だけでも金を払ってみる価値があると言われている。ボルチモア・オリオールズの名三塁手だったブルックス・ロビンソンを超えメジャー史上最高とさえ言われる。盗塁数はさほど多くないが走塁能力もトップクラス。加えてリーダーシップにも優れ、昔気質のブルーカラーの選手として監督、選手からの人望も厚い。

[編集] 獲得タイトル

[編集] 年度別打撃成績

年度

チーム

試合

打数

得点

安打

二塁打

三塁打

本塁打

打点

盗塁

四球

三振

打率

出塁率

長打率

1996

PHI

130

.254

.322

.400

1997

PHI

156

561

159

138

.283

.377

.469

1998

PHI

160

601

120

174

110

141

.290

.391

.532

1999

PHI

112

421

113

114

.268

.368

.525

2000

PHI

128

483

144

.298

.370

.551

2001

PHI

151

554

160

107

127

.289

.378

.498

2002

※

155

580

154

110

102

.266

.357

.503

2003

STL

154

559

160

104

.286

.382

.528

2004

STL

142

500

109

157

124

.314

.409

.598

2005

STL

196

.235

.323

.383

2006

STL

142

521

154

.296

.369

.518

Total

1393

5106

899

1454

356

253

954

681

1041

.285

.375

.515

※ フィラデルフィア・フィリーズ→セントルイス・カージナルス

"http://ja.wikipedia.org../../../%E3%82%B9/%E3%82%B3/%E3%83%83/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3.html" より作成

カテゴリ: アメリカ合衆国の野球選手 | フィラデルフィア・フィリーズの選手 | セントルイス・カージナルスの選手 | 1975年生

スコット・ローレン

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目次

[編集] 経歴

[編集] 特筆すべき点

[編集] 獲得タイトル

[編集] 年度別打撃成績

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