ストレイテナー
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ストレイテナー | |
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出身地 | 日本 |
活動期間 | 1998年- |
ジャンル | ロック |
レーベル | 東芝EMI |
メンバー | ホリエアツシ ナカヤマシンペイ 日向秀和 |
ストレイテナー (STRAIGHTENER) は、日本のロックバンドである。ghost records、東芝EMI所属。略称は「テナー」。
目次 |
[編集] メンバー
ホリエアツシ(1978年7月8日 -) - ボーカル・ギター・ピアノ
- 通称「ホリエテナー」(主にこう呼ぶのはASIAN KUNG-FU GENERATIONやELLEGARDENのメンバー)。「ホリエアツ氏」と呼ばれる(書かれる)のは嫌う。
- 長崎県出身。
- FULLARMORでも活躍している。
- 安めぐみのファンらしい。
- 大の映画好きで、海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のヒロイン、キンバリー・バウアーを演じるエリシャ・カスバートのシリーズ1からのファン。
- 父親は弁護士(もとは検察官だった)である。
- 父親は転勤が多かった為、転校回数がかなり多い。
- 5歳上の兄がいる。
- ELLEGARDENの細美武士に「八重歯の王子様」と言われた。
- ライブでのナカヤマや日向の熱狂的なプレイと自分のクールさを対比して、「日本のロック史上、最も影の薄いVo&Gのフロントマン」とたまに自虐している。
- 主に使用するギターはギブソンSG の61'リイシュー(赤)
- 過去ストレイテナーが2人のころはギブソンレスポールスタジオの黒を使用し、その後、ギブソンSG スタンダードの黒を使用していたが、ピックアップのトラブルでサウンドが変わってしまい、現在61'リイシュー(赤)を使用している。
- 通称「シンペイテナー」。THE PREDATORSでも活躍している。
- 長崎県出身。
- 左利き
- 絵が得意でジャケットデザインも手掛ける。イラストレーターの中山美六堂の正体は彼。
- 漫画が好き。男性漫画でも少女マンガでもジャンルを問わず読むらしい。
- デビュー時から中島美嘉のファンで、彼女の本を買ったこともある。
- ライブでは観客席に毎回ダイブする。
- 使用ドラムのメーカーはPearl(Red)
日向秀和(ひなた ひでかず、1976年12月4日 - ) - ベース
- 通称「ひなっち」。
- 左利きだが、ベースは右利き用を使っている。
- アウトドア派で、釣りは小さい頃からやっているらしい。
- 古代魚が好き。
- 元ART-SCHOOL、元ZAZEN BOYS、現在はFULLARMORでも活躍している。加入当時は「レギュラープレイヤー」という位置付けであった。
- ピック弾きも指弾きも両方高いレベルでこなせる。
- ピックを使い弾くときは大振りするタイプ
- ライブでは非常にアグレッシブなプレイを展開しており、フロントマンのホリエよりも目立つこともしばしば。
- 他メンバーに比べファッションが派手な為目立ち、髪型はしょっちゅう変わる。
- ライブ中によくアメを食べる。
- 主に使用されてるベースはFender Precision Bass(3-Color Sunbuest)
[編集] 概要
3ピースというシンプルな編成ながら、厚みのある音を鳴らすバンドである。あまりMCをせず黙々と繰り広げられるストイックなライブは評価が高い。MCをあまりしない理由にはホリエが喋っているうちに他のメンバー2人の温度が下がってしまうからということがある。
泣きメロを中心としたエモーショナルでキャッチーな歌メロと、荒いディストーションギターと重く歪んだベース、打ち壊すようなパワードラムでえぐるような音圧溢れるアレンジと、英語や「ガーゴイル」「堕天使」などの単語を使った小説のような歌詞が異質な世界を作り出している。 しかし、彼らはゆったりとした繊細な楽曲も得意としており(彼らの楽曲にはアコースティックギターも多用される)、最近の楽曲にはシンセサイザーなども導入するなどしてさらに幅を広げている。
バンド名は、「心の歪みを音楽で真っ直ぐにしよう」という彼らのコンセプトを表している。「真っ直ぐにする人」という意味で「真っ直ぐな人」ではない。本人たち曰く、「レ」の部分にアクセントを置いて発音するのが正しい(実際、英語でのアクセントも「レ」である)。対して、レコード会社は「テ」の部分にアクセントを置いて発音するのが正しいとしている。DJのやまだひさしは「ナ」にアクセントを置く(もちろん悪ふざけ)。ちなみに、本人たちのまっすぐにしたいものは「自分たちの根性」らしい。
[編集] 来歴
- 1998年 ホリエとナカヤマの2人でストレイテナーを結成、始動する。
- 2002年 自主レーベルghost records設立。
- 2003年 10月16日、『TRAVELING GARGOYLE』でメジャーデビューを果たす。
- 2004年 日向がサポートメンバーとして参加、のち正式加入。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] インディーズ
[編集] シングル
- 戦士の屍のマーチ(2000年6月25日)
- ANOTHER DIMENSIONAL e.p(2000年12月10日)
- SILVER RECORD(2002年10月9日)
- Silent Film Soundtrack(2003年4月16日)
[編集] アルバム
- STRAIGHTEN IT UP(2000年7月25日)
- ERROR(2001年1月10日)
- SKELETONIZED(2002年4月5日)
[編集] メジャー
[編集] シングル
- TRAVELING GARGOYLE(2003年10月16日)
- TENDER(2004年2月18日)
- KILLER TUNE / PLAY THE STAR GUITAR(2004年12月1日)
- 限定盤にはLIVE DVD付。
- THE REMAINS(2005年6月15日)
- Melodic Storm(2006年1月18日)
- スペースシャワーTV 2006年度1月期 POWER PUSH
- BERSERKER TUNE(2006年10月26日)
- 初回限定版にはTシャツプレゼント応募はがき付。
- SIX DAY WONDER(2007年1月10日)
- TRAIN(2007年2月14日)
[編集] アルバム
- LOST WORLD'S ANTHOLOGY(2004年1月21日)
- ROCK END ROLL(2004年6月23日)
- TITLE(2005年1月26日)
- Early Years(インディーズ時代のベスト・2005年4月13日)
- Dear Deadman(2006年3月8日)
- リニア(2007年3月7日)
[編集] その他
- SYNCHRONIZED ROCKERS (the pillowsのトリビュート・アルバム。「RUNNERS HIGH」で参加)
- 花男(エレファントカシマシのトリビュート・アルバム。「孤独な旅人」で参加)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION
- ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2006
[編集] DVD
- BLACK STAR LUSTER(2005年8月31日、LIVE@Zepp Tokyo)
- EMOTION PICTURE SOUNDTRACK(2006年3月8日、PV集)
- Remember Our Drinking Songs -Hello Dear Deadman Tour 2006-(2006年9月27日)
[編集] その他の活動
[編集] インターネット
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- MUSIC&PEOPLE(GyaOで2007年2月16日からインタビューとPVを放送)
[編集] ラジオ
- Deadman's radio(2006年4月~6月に九州地方のFM局のみで放送された。)
- J's COUNTDOWN-FMPORT(2006年12月31日、ホリエのみ)
[編集] スチール
- FMPORTTIMETABLE2007年02月号内GUEST★BOOK
[編集] 外部リンク
- STRAIGHTENER.NET - 公式サイト
- 東芝EMI - 所属レコード会社