センター・オブ・ジ・アース
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『センター・オブ・ジ・アース』(Journey to the Center of the Earth)は、東京ディズニーシーにあるアトラクションの一つ。
[編集] 概要
| センター・オブ・ジ・アース | |
|---|---|
| オープン日 | 2001年9月4日 (東京ディズニーシーと同時にオープン) |
| スポンサー | 第一生命保険相互会社 |
| 所要時間 | 約3分 |
| 定員 | 6名 |
| 利用制限 | 3歳以上 身長117cm以上 |
| ファストパス | ○ |
| シングルライダー | × |
このアトラクションは、ミステリアスアイランドにあり、ジュール・ベルヌの代表作『地底探検』を原作とし1959年にヘンリー・レヴィンによって製作された映画をモチーフにしている。「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」などと共に、東京ディズニーシーの代表的なアトラクションである。クライマックスには急降下があるが、その急降下まではゆっくりとしたスピードで進む。急降下する直前には猛スピードで急発進するが、そのときの加速度のほうが急降下するときの加速度より速いという変わった特徴を持つ。最高時速は75kmに達し、東京ディズニーリゾートのアトラクションの中で最速である。
ビークルの原動力はコースターライドのようなチェーンで引っ張られ、その後重力に従い旋回や落下を繰り返すというものではなく、ビークルとコースにコンピュータが備え付けられており、そのコンピュータでビークルのスピードやビークル同士の間隔などを調整している。そのため、トラブル時は速やかに全ビークルを停止および発進させることができる。また、そのビークルにはフォーミュラ1のレースカー並の動力をもつといわれるモーターがつけられている。急降下前に急発進できるのはこのモーターのおかげである。(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート・エプコット内の人気アトラクション「Test Track」のライドシステムを発展させた次世代のライドシステム)
アトラクションがメンテナンスなどの事情で休止している時には、テラヴェーター（後述）直前までのキューライン（待ち列）を見学する「マグマ・サンクタムツアー」が開かれることがある。これは、テラヴェーターまでのキューラインには通常並んでいるだけでは見ることができないほどネモ船長の研究室を演出するための小道具がたくさん置かれている。それをアトラクションが休止中にじっくり見て回るというもの。正式なツアーではないため、東京ディズニーリゾート公式サイトや東京ディズニーシー・ガイドに記載されていない。そのため、実施されているかどうかはアトラクション入り口まで行ってキャストに確認する必要がある。
[編集] 内容
ネタばれ注意 : 以降に、アトラクションなどの展開やストーリーなどが記載されています。
こうした情報を得たくない場合は閲覧を中止することをおすすめします。
まずゲストは、ネモ船長の研究室がある「溶岩の洞窟(または溶岩の聖域)」を通る。そして「テラヴェーター」(Teravator)と呼ばれる地下800mまで下降するエレベーターに乗り込み、「ベース・ステーション」と呼ばれる乗り場へと移動する（ちなみに、「テラヴェーター」とは、地球を意味する"テラ"と"エレベーター"を組み合わせた造語である。また、テラヴェーターに乗り込むまでの場所で流れているアナウンスはネモ船長のものだが、その声は江守徹が担当している）。
乗り場に移動すると、巨大な発電機などの機材が休む間もなく動いている（もちろん本物ではないが、ミステリアスアイランド内の地底の電力はすべてここの発電機でまかなわれている設定）。その横を通り、ゲストは地底走行車（ビークル）に乗り込む。
「プロメテウス火山の地底に広がる未知の世界へのツアー」という設定なので、序盤は「水晶の洞窟」や「発光生物のトンネル」、様々な生き物が住む「巨大キノコの森」などの地底世界をゆっくりと進んでいく。ところが突然火山性の地震による大きな揺れがゲストを襲い、「火山活動発生!火山活動発生!」というアナウンスとともにサイレンと何かが崩れる轟音が鳴り響き、地底探検ツアーの通路がふさがれてしまう。 そしてゲストを乗せた地底走行車は予定されていたコースを大きく外れてネモ船長もまだ到達したことのない地底奥深くへと迷い込むこととなる。
その後、粘液に保護された巨大な未知の卵がいくつも産み付けられている不気味なトンネルを通り過ぎ、嵐で荒れる「地底の海」では落雷に遭い、制御不能になってしまった地底走行車はさらに地底奥深くへと進む。
すると突如、巨大な雄叫びとともに何かが地底走行車を追いかけてくる轟音が鳴り響き、目の前に溶岩に溺れてもがき暴れる「ラーバモンスター」(Lava Monster)という巨大な怪物(溶岩から突き出ている部分だけでも６m弱あると思われる)が出現。「ラーバモンスター」に襲われたのであろう地底走行車の後部が溶岩から突き出ているのも見られる。
そして、新たな獲物を見つけた「ラーバモンスター」にゲストの地底走行車が襲われそうになった直後、大規模な噴火が起こり地底走行車は溶岩の圧力に押し上げられて「火道(ヴォルカニック・シャフト)」内（マグマの通り道）を急上昇、噴火口から吐き出され落下する。
溶岩の流れ道にできた裂け目に突入した地底走行車はミステリアスアイランドのカルデラのトンネル内を狂ったように迷走し、最終的には地底走行車の降り場である「地熱貯蔵庫」に無事到着する。
「巨大キノコの森」から先の展開はあくまで『予想外』であるため、ゲストを迎える「地熱貯蔵庫」は倉庫のような雑然とした雰囲気に演出されている。
[編集] 外部リンク
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