センニンソウ
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?センニンソウ | ||||||||||||||||
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センニンソウ (丹沢山地 2006年9月3日撮影) |
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分類 | ||||||||||||||||
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和名 | ||||||||||||||||
センニンソウ(仙人草) | ||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||
Clematis terniflora |
センニンソウ(仙人草、学名 Clematis terniflora)はキンポウゲ科センニンソウ属の多年草。
日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られる。つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。葉は五枚の小葉を持つもつ羽状複葉になるのが普通。小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。葉の表面に白い模様を出すことがある。葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。
花は8~9月に咲く。茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。なお、有毒なので、注意を要する。
[編集] 近縁種
センニンソウ属は世界中に300種、日本には20種以上がある。花の美しいカザグルマや、それに類似の花の美しい外国種が栽培され、クレマチスと呼ばれている。日本産のもので、蔓になって小型の花を多数つけるものはセンニンソウまたはボタンヅルの名で呼ばれる。
本州での普通種としては本種と花がよく似た種にボタンヅル(Clematis apiifolia)がある。本種は羽状複葉で卵形の葉であるのに対し、ボタンヅルは三出複葉でボタンに似た鋸歯の多い葉をつけるので見分けがつく。
他にセンニンソウと呼ばれるものがあり、代表的なものに以下のような種がある。
- キイセンニンソウ C. terniflora DC:センニンソウに似るが、葉が厚くてつやがあり、小葉の基部に関節がある。紀伊半島と九州(熊本県)の固有種。
- ヤンバルセンニンソウ C. meyeniana Walp.:屋久島から琉球列島、葉は三出複葉だが関節はない。
[編集] 関連項目
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