ソーナンス
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ソーナンス | |
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全国 アンノーン - ソーナンス (#202) - キリンリキ |
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ジョウト ウソッキー - ソーナンス (#107) - コンパン |
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ホウエン ソーナノ - ソーナンス (#161) - ネイティ |
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全般 | |
英語名 | Wobbuffet |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | ソーナノ |
進化後 | なし |
世代 | 第2世代 |
ポケモン学 | |
分類 | がまんポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 1.3 m |
重さ | 28.5 kg |
特性 | かげふみ |
ソーナンスは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
生物的ではないが無生物的でもない、まんがのような形容しがたい外見をしている。水色の身体と顔のついた黒い尾を持っている。「がまんポケモン」の名の通り自分から攻撃することはなく、何かをこらえるような表情をたたえている。光やショックを嫌うために洞窟の奥にひっそりと住み、黒い尾を見られるのを恥ずかしがって嫌うなど、かなりシャイな性格設定がされていた。のちにアニメの影響でひょうきんな仕草を見せるキャラクターに路線変更がなされている。→ポケットモンスター (アニメ)の登場人物参照
[編集] ゲームでのソーナンス
金・銀より登場し、以後かなり多くのバージョンで捕獲する事ができる。
覚えるわざがかなり特殊で最初から覚えているものから一切変化せず(マシンも使えない)、そのすべてがカウンター、もしくは補助技であるため、シナリオクリアのために連れて歩くのは困難。対戦向きのポケモンといえる。
HPがカビゴンよりも高く、それ以外の能力はおしなべて低い(防御系はまだ少しあるが)。とはいえ、いかに「カウンター」・「みちづれ」を決めるかが勝負の決め手となるソーナンスにとって、それらはあまり必要のない能力ではある。攻撃せずにダメージを与えてくる「どくどく」などが弱点。また自分からは一切手が出せないため、能力上昇系の技を使う敵にみすみすパワーアップの時間を与えてしまうこともあり、「カウンター」「ミラーコート」の使い分けも含め使いこなすにはかなりの先読みが必要となる。
とくせいは「かげふみ」。相手は交代ができなくなり、ソーナンスの技をうまくサポートする。ダブルバトルでも力を発揮する。
なお、「のんきのおこう」を持たせたソーナンスのたまごからはソーナノが生まれる。ソーナノが持っている三つの技はソーナンスには覚えられないものばかりだが、特に「アンコール」はカウンター型のソーナンスにとって重要な意味を持つ。これによりやや戦法の幅が広がったといえる。
ダイヤモンド・パールでは♂と♀で外見が異なる。(♀は口紅が付いている。)
[編集] アニメでのソーナンス
かつてテルという少年が持っていたポケモンだがロケット団のベロリンガとのトレードでロケット団のポケモンになった。普段はムサシが使用しているが勝手にモンスターボールを飛び出し、「ソーナンス!」と相づちを打った後モンスターボールに戻されることが多い。普段はあまり戦闘に参加しないが「カウンター」で相手に大ダメージを与えることが多い。ムサシは「カウンター」のみ指示しているがこのソーナンスは、「カウンター」と「ミラーコート」を使い分けているという意外に賢い面もある。また、ロケット団お決まりのキメ言葉のあとに「ソーナンス!」と鳴くことで存在感を示す。濡れ衣を着せられても「ソーナンス!」しか言えないため、冤罪で咎められることも多い。
[編集] ポケモンカードでのソーナンス
[編集] 映画でのソーナンス
[編集] その他におけるソーナンス
『週刊ポケモン放送局』や『ポケモン☆サンデー』ではソーナンスの着ぐるみが登場し、キモリとともにナビゲーターを務めていた。『ポケモン☆サンデー』では、ニューヨーク支部長にまで昇進している。