チュッパチャプス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チュッパチャプス (chupa chups) とは、スペインのバルセロナで誕生した、棒付きキャンディの商品名、またそのキャンディを販売する会社名である。日本では1977年から森永製菓が輸入販売している。標準価格は税込みで42円 (発売以来30円だったが、2004年7月1日より40円に値上げ)
「チュッパチャップス」と明記しているウェブサイトもあるが、日本での販売元・森永製菓の表示に合わせ、この項では全て「チュッパチャプス」で統一する。また、チュッパチャプス株式会社では同名の香水も販売している。
[編集] 逸話
- 1969年にチュッパチャプスの考案者であるエンリケ・ベルナートは、チュッパチャプスを世界展開させる際にロゴをスペインの芸術家であるサルバドール・ダリに一緒に食事をした際に依頼した。依頼をされたダリはその場でナプキンにデザイン画を描いた。そのデザイン画をエンリケは大変気に入り、現在のロゴの原型とした。このことについては深夜時代の「トリビアの泉」で紹介された。
- チュッパチャプスは発売当初「チャプス」という名前だったが「チュッパ チュッパ チュッパ チュッパチャプス(なめろ! なめろ! なめろ! チャプスをなめろ!)」というテーマがラジオCMで流れて以来、現在の「チュッパチャプス」と呼ばれるようになった。
- 漫画にも数多く登場する。漫画『クロサギ』や『渋谷君友の会』では主人公自体が愛用している。また、安室奈美恵が『GIRL TALK』のCDジャケットの写真で持っている。また、映画『デスノート』の登場人物であるLがチュッパチャプスを舐めたり、コーヒーを飲む際マドラー代わりにもしていた。また、松山ケンイチは「デスノート」試写会の際チュッパチャプスツリーを抱え、舐めながら登場した。ドラマでも『アキハバラ@DEEP』の中込威(北村一輝)が初回から随時チュッパチャプスを舐めていた。中込の社長室にもチュッパツリーが2台おいてあり、部下である下柳(泉政行)や社員の遠坂(松田悟志)も口にしていた。ちなみに中込は1話でキャンディ部分が人の頭ぐらいある大型チュッパチャプス(セットの一部)で下柳を叩いていた。
- チュッパチャプスが世界に広まった一因としては、1990年代前半にFCバルセロナを率いていたヨハン・クライフが持病の心臓病のために禁煙をしなければならなくなり、代わりにベンチでチュッパチャプスを舐めていたのがTV放送に写った為というのがある。 これはチュッパチャプス本社も認めており、それからバルサの公式スポンサーをしている。
[編集] 味
- ミルクコーヒー
- チェリー
- パイナップル
- グレープ
- プリン
- コーラ
- マンダリンオレンジ
- ストロベリークリーム
- ラムネ
- ピンクグレープフルーツ
- すいか
- グリーンアップル
- チェリーコーラ
- レモンコーラ
- ピーチクリーム
- キャラメル
- ライチ
- レモン
- ストロベリー
- ソーダグレープ
- カメレオン
- ミルク
- チョコバナナ
- チョコバニラ
- チョコストロベリー
- チョコココナッツ
- チョコピーナッツ
[編集] 関係リンク
カテゴリ: 食文化関連のスタブ項目 | 菓子の商品名 | スペインの食文化 | 飴