ディペンドラ・ビール・ビクラム・シャー・デーヴ
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ディペンドラ・ビール・ビクラム・シャー・デーヴ(Dipendra Bir Bikram Shah Dev,1971年6月27日 - 2001年6月4日)はネパールの第11代国王(在位:2001年6月1日 - 2001年6月4日)。第10代国王ビレンドラの長男。
2001年6月1日、王宮内で父ビレンドラ国王を始め王族9~10人(資料によって異なる)を銃で殺害し、その後自殺を図ったとされる(ネパール王族殺害事件)。ディペンドラは意識不明のまま即位したが、3日後に死亡。ディペンドラの即位に伴って摂政に就任した叔父のギャネンドラが新国王に即位した。
同事件の真相について地元では、「親印派の王弟ギャネンドラがアメリカ・インドの後押しを受けて、親中派のビレンドラ国王・ディペンドラ皇太子らを抹殺した宮廷クーデター」との見方が強い。 詳しくは、『新潮45』2001年12月号記事「ネパール国王暗殺の真相と『毛沢東の息子たち』」などを参照。
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