デス・エンジェル
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デス・エンジェル DEATH ANGEL |
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出身地 | アメリカ合衆国 ![]() カリフォルニア州 サンフランシスコ |
活動期間 | 1982年~1992年 2001年~ |
ジャンル | スラッシュメタル |
レーベル | エニグマ・レコード ゲフィン・レコード ニュークリア・ブラスト |
メンバー | マーク・オゼグエダ ロブ・カヴェスタニィ テッド・アギラー デニス・ペパ アンディ・ギャレオン |
旧メンバー | ガス・ペパ |
デス・エンジェル(DEATH ANGEL) は、アメリカのスラッシュメタルバンドである。デビュー当時は突撃型スラッシュメタルであったが、その後、スラッシュメタルとしては珍しいファンクの要素を積極的に取り入れていく。
全員がフィリピン系アメリカ人の親戚同士で結成されたバンドである。
目次 |
[編集] 略歴
- 1986年にメタリカのカーク・ハメットのプロデュースにより製作されたデモテープ『Kill As One』がアンダーグラウンドシーンで評判を呼び、1987年にエニグマ・レコードと契約を結んでリリースした『The Ultra-Violence』でアルバムデビューを飾った。このときメンバーの平均年齢は17歳で、ドラム担当のアンディ・ギャレオンは弱冠14歳であった。
- その後、スラッシュメタルにファンクの要素を取り入れて唯一無二のオリジナリティを獲得し順調に活動をしていくが、1990年にツアーバスの事故に遭い、アンディ・ギャレオンが頭部に重症を負い、今回の件での対応も含め、マネジメントに対する不満が爆発し活動停止してしまう。
- アンディ・ガレオンは完治するが、マーク・オゼグエダは大学へ通うためにバンドを脱退し、他のメンバーは新たにオーガニゼーション(THE ORGANIZATION)として活動を再開する。
- 2001年に癌との闘病中だったテスタメントのヴォーカル、チャック・ビリーの為のベネフィットイベント「スラッシュ・オブ・ザ・タイタンズ」にエクソダス、テスタメント、フォビドゥン、ヴァイオレンス、ヒーゼン、ラーズ・ロキットらと共に出演するためにオリジナル・リズム・ギタリストのガス・ペパを覗く4名に友人のテッド・アギュラーを加え、再結成ライブを行い、これを機に活動を再開する。
- 2004年3月に4thアルバム『The Art of Dying』をリリースし、9月には「THRASH DOMINATION 04」で来日しオーヴァーキル、フロットサム・アンド・ジェットサムと共演した。
- 2006年7月には、第3回となる「THRASH DOMINATION 06」で来日。ヴェノムのフロントマンであるクロノスが急病のためにキャンセルとなり、盛り上がりが最高潮の中、見事なパフォーマンスで大トリを務めきった。共演バンドは、ソドム、オンスロート、ドラゴン・ロード。
- 2007年夏には、新作が発表される予定。
[編集] メンバー
[編集] 現在のメンバー
- マーク・オゼグエダ Mark Osegueda - (Vo) (1982-1992, 2001- )
- ロブ・カヴェスタニィ Rob Cavestany - (G) (1982-1992, 2001- )
- テッド・アギュラー Ted Aguilar - (G) (2001- ):
- デニス・ペパ Dennis Pepa - (B) (1982-1992, 2001- )
- アンディ・ギャレオン Andy Galeon - (Ds) (1982-1992, 2001- )
[編集] 過去のメンバー
- ガス・ペパ Gus Pepa - (G) (1982-1992)
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- 1987年 The Ultra-Violence
- 1988年 Frolic Through the Park
- 1990年 Act III
- 2004年 The Art of Dying
[編集] シングル・ミニアルバム
- 1989年 Bored
[編集] ライブ
- 1990年 Fall From Grace
[編集] ベスト
- 2005年 Archives & Artifacts (ボックス)
[編集] コンピレーション
- 2004年 V.A. / Nuclear Blast Sampler
[編集] デモ
- 1983年 Heavy Metal Insanity
- 1986年 Kill As One
[編集] ビデオ
[編集] 外部リンク
- http://www.deathangel.com/ 公式サイト(英語)
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